部屋のカラーコーディネートの基本 色決めに迷っているならまずはゴールを決めましょう | そこにいるだけで心地よくなる空間 色で感じるインテリア

そこにいるだけで心地よくなる空間 色で感じるインテリア

普段目にする色には、やる気の出る赤や眠りを誘う青など、人の心や身体は色彩から無意識に影響を受けています。
この色彩をインテリアに効果的に取り入れて、あなたが自然に心地よくなる空間をご提案。

 

家づくりの際に、 「色決めで、悩む、悩む!!」 というお話を本当によく聞きます。

 

ハウスメーカーや工務店での打ち合わせの時間もどんどん伸びるし、お子さんがいたらそれはそれは大変。 

 

最初は、色決めがとても楽しみだったはずなのに、いざ始めると色を決める箇所が多すぎて

そのうち、「もう、なんでもいいや!」 となりがち・・。 人生最大のお買い物の、住宅!

ぜひ後悔のないように、納得して選んでもらいたい!と心からそう願っています。

 

 

そこで今回は、

インテリアコーディネーターであり、カラーコーディネーターでもある私から、「色決めに悩まないようにするためのコツ」をお伝えしたいと思います。

 

 

もうね、最初から答えを言います(笑)

 

つくりたい家や部屋のイメージが固まっていればすぐに決まる!

 

どんなイメージにしたいかが決まっていたら、実は自ずと使う色は絞られてくるんです。

 

例えば、「ナチュラルな雰囲気で木が多い優しいイメージにしたい」

というのに、無機質な金属やコンクリートなどの素材を思わせるような、黒やグレイなどは選ばないですよね。 ここで「グレイが好きだから」、とか混ぜだすとややこしくなる。ナチュラルにするときに使える色、NGな色がもうある程度決まってくるんです。

 

 

床の色も、ダークな色は落ち着いたイメージをもたせ足元が重い色なので安定感がありますし、

白っぽい色は広さが感じられるメリットがあります。が、反面安定感があまりなく少しフワフワした不安定な感じがすることも。ラグや家具、建具などで少し色みの調整が必要です。

 

 

このように、家や各部屋をどういうイメージにしたいか、またどう過ごしたいのかによって、使うとよい色やトーンがある程度絞られてくるのです。 素材感はもちろん、テイストをそろえていくために、白や黒の混ざり具合、澄んでいる、濁り具合などトータルで微調整していきます。(ここらへんは私たちコーディネーターの出番となります。)

 

 

①まずは、つくりたいイメージを決める→ ここで床の色がほぼ絞られてくる

 

②家全体、または各部屋のイメージカラーやトーンを決める

 

③だいたいの家全体のカラースキーム(色彩のプラン)が決まってくるのでそれに沿って、

 大きい面積の順に、

 

→ 床、壁天井のクロス (ベースカラー)

→ ラグ、カーテン、家具など(アソートカラー)

→ 雑貨小物(アクセントカラー)

 

 をイメージしながら決めていく。

 

 

 

 

女性などは特に、雑貨類など細かいものが目につきがちですが、家全体で大きな面積を占めるものから決めていくと、ちぐはぐにならずまとまりのある空間が作りやすいです。

 

ということで、打ち合わせに無駄に疲れないためにも、まずは、「作りたいイメージ」を決めましょう! 

 

過去の投稿にもイメージ別の写真のコラージュを載せていますのでよければご参考にしてみてください。 

 

またはネット検索や”ピンタレスト”などのアプリから、各イメージをキーワードにすると色々な写真が探せます。 そこからピンとくる写真を集めていき、自分の「好き」を見つけてみてくださいね。

 

 

 

 

色決めのコツはまずは、つくりたいイメージを決めることからです。

 

 

色について困ったときは、ぜひご相談くださいね。

こちらで無料相談(オンライン一時間)承り中です。お気軽にどうぞ!

 

 

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