私はカラー講師として、
色を扱うお仕事の他に、「自分のイメージが大切な方」向けに、第一印象や、印象アップの魅せ方についてを考える講座をしています。
その中でも、イメージや美を扱うお仕事は、その方本人がまずは素敵であることが第一ですね。
今日は以前お会いした接客業の方のお話です。
実年齢より相当お若く見える素敵な方。 私からすると、とーってもうらやましいことなんだけど、実はその見た目にお悩みが。
「幼顔がゆえに、仕事上経験が浅いと間違えられてはいやだ」と、わざと黒ずくめでその幼さを隠そうとしていらっしゃいました。
でも どうでしょう、 黒ずくめであれば大人っぽく見えるのでしょうか?
それがお似合いであればその効果は上がったかもしれません。
でも、残念ながらその方には 黒の持つ心理効果 「暗く、重く、怖くみえる」こんな印象の方が大きかったのです。
(写真はイメージです)
その方とお話をしたことのある既存のお客様なら、「実は中身はかわいく威圧感なんて全くない人」と知っているでしょう。 でも、新規のお客様からしたらどうでしょう? 「あの人は近寄りにくい人だ」という印象を与えかねません。
接客業で「近寄りがたい人」は、いかがなものでしょう・・。
ちなみに私も、初めて会う人がいる場に行くときは「黒」はなるべく着ないようにしています。
特にトップスには。
有名な「メラビアンの法則」によると、人の印象は、55%見た目で決まると言われています。
怖そうな人でも、実際に話してみると「おっとりしていて優しい声だった」ってことありますよね。 このように、声や話し方など「耳」から入ることで約40%が決まります。
話すチャンスがあれば、ギャップを挽回できるからまだいい。 でも、その機会がないなら、
あなたにとって「損」の方が大きいかもしれません。
あなたのイメ―ジ、大丈夫ですか?