夢の話(長いお話です) | うきゃうきゃ妊婦生活☆続子育て

うきゃうきゃ妊婦生活☆続子育て

初めての妊婦生活☆そして出産☆★☆ちんぷんかんぷんな生活がなんだかんだで進行中です。

昨晩のこと。
就寝前にカードゲームでひと勝負し、見事負けてしまった若様。
昨日はとても疲れていることもあり、眠さも相まって、
ギャーギャーと泣き叫ぶ始末。

こうなっては何をしてもどうにもならないので、
本人の思考が正常に戻るまでは放っておこう。
というか、もうかなり眠そうだったので、
8割の確率でこのまま寝るな。

ということで、泣き叫ぶ若様を布団に転がし、
私はしばし他の部屋へ待避。

しばらく聞こえた泣き声がピタリと止んだので、
部屋に戻ってみて見ると、

やはり、すっかり眠ってしまっていました。


と、


ここまではよかったのですが、


真夜中、


突然ギャーギャーと泣き叫ぶ若様。

ビックリしてどうしたのかと聞いてみると、

「お母さんが、一人で山手線に乗って行っちゃったーーーー。」
「お母さん、行かないでー。ひとりぼっちは嫌だよーーー。」

たぶん、私から理解を得られず突き放されたまま、寂しい気持で寝たからでしょう、

「気をつけてね。って言って行っちゃったよーー。」
と、それはそれは可哀想なくらい泣いています。

こんなストーリーではあまりに辛いだろうと、

「大丈夫だよ、2番線に乗って戻ってくる夢に変えなさいっ!!!」
と、指示を出すと、

しばらくグスングスン言っていた若様が、
「あっ、お母さんちゃんと帰ってきたーー!お手手繋いだからもう大丈夫。」
と言い残し、また再びぐっすりと眠りについたのでした。

ほっと一安心し、私も再び眠りについたわけですが、


はて?


夢ってこんなにも上手いこと自分でコントロールできるものなのか???

しかも、この夢の内容から生じた一連の出来事の一部始終を
今日もすっかり記憶していて、
それが歴とした夢と分かっているにもかかわらず、
普段は好き勝手に乗り降りしたがる電車に、
「ひとりぼっちになっちゃうから。」と言って、
ギュっと私の手を握り心配そうにしていて、
なんだかとっても可哀想な若様でした。

これっていったいなんなんだ?

「今日も寂しい夢見たらどうしよう。」
と、とても心配そうにしているので、

「じゃ、今日は寝る前にいっぱい楽しいことしてニッコニコで眠れば、きっと楽しい夢が見られるよ!」
と、励ましていたわけですが・・・



夕暮れ時、

家路に着く前にどうしてもダッシュの競争がしたいという若様。
早く家に帰りたいし、「たまには負かしてみちゃおうかな」と、ゴール直前で若様を追い抜かすと、

「やっぱりゴールは後ろでーす。」
と、悪知恵を働かせた若様の悪い声が聞こえたかと思ったら、
次の瞬間泣き叫ぶ声が!!!

慌てて振り返ると、

そこには植え込みに転がる若様の姿が!

どうやら、調子に乗って慌てて引き返したはいいけれど、
ちゃんと前を見ていなかったので、そのまま植木に突っ込んでダイブした模様。

手にかすり傷が少し出来た程度だったのですが、
痛い、痛いと大泣きしながらの情けない帰宅。

汚れた体をまずは洗おうと、泣きべその若様を連れてお風呂場へ直行すると、
シャワーを浴びながらそのまま寝てしまいました。

せっかく今日は楽しい夢を見る準備をしてから寝ようと言っていたのに、
まさかの珍事件でまたもや泣きながら寝ると言う結末に。

さて、いったい今日はどんな夢を見るのだろうか???


転がる若様の姿があまりにも予想外で面白くて、
心配するよりも先に大笑いしちゃったからな。

そんな私の対応をめちゃめちゃ恨んだ眼差しでみつめていたからな。

若様、今日一日のもっと楽しかったことを思い出し、
どうか平和な夢を見てくださいね。

photo:01



あっ!!!慌てて着替えさせたから、パンツ履かせるの忘れてたや。