この駅も、東海交通事業が受託する簡易委託での出札窓口営業駅でしたが
やはりこの3月末で、窓口が閉鎖になっています。
ここは元国鉄伊勢線の伊勢鉄道が分岐している駅ですが
貨物営業的には、JSR (旧・日本合成ゴム)四日市工場への専用線がある駅でもあります。
(「鉄道ピクトリアル」3月号の特集記事「四日市周辺の貨物線」によると、
南四日市駅からは2007年に、三菱ガス化学工業への専用線が廃止となっているとの記述があります。)
8時前にホームに降り立つと、海側のヤードには水色の車体に「山九 」のロゴのある2両のスイッチャーが。
(コキ車に連結されているのがDB25、単機の方がDB20)


先ほどの特集記事によると、現在はコンテナ輸送による合成ゴムの出荷のみを行っていて
この3月の改正までは、名古屋貨物ターミナルとの間に、2085レ/2082レが設定されていました。
2011年3月改正の貨物時刻表には定期列車としての記載が無く、臨時列車に格下げになったようで、
時刻表付録の機関車運用表には、四日市~南四日市間の臨8085レ/臨8082レの表記があります。
さて、専用線の様子を眺めるべく河原田方向へ、通行量が多い道路を本線と並行する線路沿いに歩き出すと
8時10分頃に駅からタイフォンの音が(汗)
DB25と言う標記のあるスイッチャーに牽かれたコンテナコキが向かって来ます。
(先頭部のキャブにある「車」マークが、日本車両製造 製の車両を示す事には最近いろいろな専用線とか
で見かけてやっと気が付く様に(汗))
工場から、積載されたコンテナをつんで戻ってくるのは約2時間後となるそうですので
この様子と四日市からの列車到着後の様子の観察は次回に譲る事にして、四日市へ向かいます。
●DB20
こちらは協三工業 製で、現役
●DB15
こちらは2010年に引退しているもの
(撮影日は2008.12.14及び2007.5.12)


撮影日は、DB15のものを除いて、2011.3.11午前