今日は病院で

ずっとずっと待った日

病院だけど、あなたが居れば

そこは楽園になる



一緒に知恵の実を食べましょう

一緒に楽園を去りましょう



そう願うばかりで

どうしようもない



あなたが全てのはじまり

私の止まった時間を動かしてくれた

投げやりになった心

投げやりになった身体

全部救ってくれた





不思議

緊張しすぎて震えてる

心は穏やかなのに





今日は木曜なのに研修医らしき人が居た

でも私は特定の男の人しか受け付けないって話したの憶えててくれてた

だから

今日も先生と二人でお話出来た

嬉しかった

でも

いつももっと距離が近い椅子と椅子なのに

今日は遠かったよ?

この前は凄い笑顔だったのに

今日は何だか不満そうで

研修医が居たから?

都合よく捉えすぎ?



もっと近くで話したかった

今まで通りに



もっと目を合わせて欲しかった

今まで通りに



でも

違うことあったよ



いつもは事務的に話していたけど

少し勇気だして

家の事とか話したの

そしたら

「気にしなければ良い」

「お腹痛いとか言って寝てれば良い」

って

必要以上のこと話してくれた



ダイエットと体力作りにウォーキングしてること

軽い筋トレしてること

半身浴してること



お話したら「いいんじゃない?」

の一言で終わるかと思った



でも違った



健康的で良いじゃん

って何回か言ってくれた



入院した時より6キロ痩せたよ

って言ったら

また別の事言ってくれた



はじめて褒められたのかな?

嬉しい

嬉しいよ!

泣きそうだよ

頑張って良かった!

これからも頑張る





それが患者としての立場でも





不思議と心が落着いてたのは

きっとどこか割り切っていたからなのかも知れない



ダメ



笑って欲しい

もっと興味もって欲しい

ねぇ?

考え方も見た目も

少しは変わったでしょう?

対等に立ちたい

自立したい

大人になりたい





願って止まないよ





お薬も自分で調整していいって

もう私は大丈夫

ってニュアンスだったのかな





気づいちゃったんだよ

また一つあなたの良い所

私より・家族より・誰より

私の身体と心を心配してくれてる事





患者だから当たり前

他の患者にも皆そうな筈

でも

気づいたから戻れない

沢山の

色んな種類の優しさ

あなたは持っている



消さないよ

好き気持ち

割り切りながら気持ちを伝えてゆくの

あなたが一番望むのは

私が良くなる事

だから

それを優先して治す

それが自立に繋がって

依存ではないことを証明する証になるから

それから先は

また余裕が出来たら考える





もう少し休んでからバイトすれば良いって言ってくれたのも

とても嬉しかったんだよ

今までのあなたなら

「もう平気じゃない?」

って言うと思ってたから

びっくりして聞き返しちゃった

「先生はもう大丈夫って言うと思った」って



そうやって

私の中のあなたを

あなたが輝かしくしてくれる



気持ちを諦めてばかりの私

それを覆すあなた

あなたは確かに大人なんだ

一人の男の人なんだ

主治医なんだ

立派な先生だよ



出来るなら

そういうあなたを

誰にも知られたくない



願って止まない事ばかり

今日もあなたが好きです

明後日だよ

会えるよ

嬉しい

哀しい

もう病院変えてしまおうか?



二週間ずっとそれの堂々巡り

だって辛いもの



薔薇の香りのハンドクリーム

香水の変わりにつけていこう

爪もこの前と色変えて

…ちょっとだけ



私は患者です

それ以上でも

それ以下でもありません



ねえ?

あなた以上に好きな人現れるかな?

それが不安で仕方ない

だってあなたは大人だもの

だってわたしは子供だもの



京都行きたいな

すずむし寺

縁結びで有名な所



あなたじゃなくても

あなた以上なら良いの

そうじゃなきゃこのまま何年も辛い



ちょうど好きじゃないお客さん来るし

二泊三日で一人旅出掛けたい

気持ち切り替えたいの





紙に書かなきゃ

診察の時言うこと

必要最低限のこと

それ以上何も言わないように

患者の役割果たさなきゃ

じゃなきゃ対等に立つことなんて

出来ないよ





もう

「ごめんなさい」

なんて言わない

これから言うべきは

「ありがとう」

だから





きっと明日は大忙し

お化粧

服装

アクセサリー

あと

言うべきこと

一日かけて整理するんだ

そうやって

明後日を迎えて

明後日の翌日には

また堕ちるんだ



今はまだそれでいい

それが私のペースだから

子供っぽい飴色

恋してるピンク色

私は子供



あなたは大人

だから爪の色も

大人っぽいピンクにしてしまおう



気持ちが一気に押し寄せて

消化するのにこれからも時間がかかる

でも

口の中に飴玉ほお張って

消化するのに時間がかかるみたいに



今は不思議と落着いているの

結果が解ってるからこの恋は出来るの

気持ちをひと欠片も残さずに

サヨナラするための準備期間

それでいい



キラキラした目の私で会いたいから

毎日笑っているの

少し変わった?

って言って欲しいの

でも

あなたはきっと言ってくれないから

自分から言うんだ

そうやって



「好き」

の気持ちを間接的に伝えて

伝え続けて

そしてありがとうって終わるの

少しずつ忘れようとすると

少しずつまた好きになる

消えていかない想い



友達が

無理に忘れようとしなくていい

好きなら好きなままでいい

って言ってくれた



上手く笑えなくなった

何もやる気がしなくなった

「楽しい」と感じる時間が無くなった

何も何も感じられない



前にも似たことあって

受け止めきれなくて

喜怒哀楽

ぜんぶ無くした





それから作り笑うのが上手くなって





月を眺めるたび

手を伸ばそうとする

でも

手のひらをぐっと堪えて握ってしまう

伸ばしたら

また戻れなくなるから

空をこんなにも低く感じるのに

雲が速く流れているのに





心が急に空っぽになって

月をぼんやり眺めて

でも

好きって何?

って思うようになった



確かに依存ではなかった

はじめはあなたの事嫌いだった

少しずつ知り始めた

本音をぶつけたら

綺麗な顔で笑ってくれた

それがたまらなく嬉しかった



それから何度も見たくなった

はじめ望んでいたのは笑顔だけ

でも

怒った顔も

悩んでる顔も

すこし照れてる顔も

全部欲しくなった



不器用で

言葉を出すのに精一杯悩んで

あなたなのに言葉にするのに時間がかかっていた

それすら好きだった

不器用なのに精一杯悩んでくれるのが好きだった

真面目すぎて

冗談を本気に受け止めるところも好きだった

そういうあなたが愛おしかった



別れ際手を挙げるのが好きだった

それを見ると

「また」

って思えて

頑張れた





忘れることは気持ちを否定することではないけど

そこまでしないと壊れてしまう





もう壊れちゃったかな?

なんか疲れた

大事な気持ち全部思い出せない

好きってなに?

私はあなたが思うほど依存していた?

ちがう

ちがうのに

そう割り切らないといけないんだね



お互いが自立してないと

共倒れになるの解ってた

だから早く自立したかった

対等に立てるよう



けれど周りは私の気持ちすら認めてくれない

あなたすら私の気持ちをみとめてくれない



わたしはわたしの気持ちより

相手の気持ちを優先してしまう



だから余計に辛い



友達みたく強く在りたかった

凛としていたかった

折れても立ち直れる程

気高くありたかった

とても綺麗にみえるから

とても美しくみえるから

とても優しくみえるから



でもダメ



感情が停止しちゃった

ロボットみたいに

何も考えないで動いてる

何も考えないで寝てる



寝る前は

あんなにも思い出して幸せだったのに

このまま一生

好きなんて気持ち要らないよ


今はただ

気持ちをひとつづつ消化するのに精一杯なの

不思議だな

心はちゃんと埋まってる

穴なんて空いていない

ただ

体がついていかないの

鉛みたいに重くて

眠くて眠くて

全部寝ちゃって忘れたい



忘れようとすると

あなたの顔が沢山浮かんでくる

今更なんで?

もういいのに

もう十分沢山の大切な気持ちを貰ったのに



無理はしないようにしてる

ううん

無理なんてしてない

友達が支えてくれるから



なのに体が重いよ

ずっと眠いよ

何もやる気が起きないよ



それでも自分とあなたの為にはじめた事は

続けなきゃ

自分だけの為に



もう笑わないで

本当の笑顔を望んで

手に入れたけど

それ以上は何も得られないから

望んだら消えてしまうから



前と同じで

笑うときはあからさまに

引きつった笑顔でいて

優しい顔も見たくない

「いいんじゃない?」

って優しく言わないで

目を合わせないで



私も距離をおくから

頑張るから