ねぇ、先生?


今思うと最後の手紙は告白そのものだった


彼がわたしに言う一言一言は


先生に渡した手紙そのもの


そして気付いたのは


彼を好きではないんだと


先生を好きだった頃の様


楽しく眩しい毎日ではないの


先生だけキラキラして見えて


それは今も輝いている


目の前の彼はちがう


不満を不安と伝えるの


つまりそれは


好きではないよね?


止まらなかったお話も


会いたくて仕方なかった想いも


無いんだから
どこかで笑っていてもらいたい


たぶん原動力はそれだけで


踏ん張っているんだ


泣きたい時は空を見上げて


挫けそうな時程


強気で居よう


泣き場所はあるけれど


本音は口にしない


絶対のルール


わたしはわたしと約束する


あなたのように気高くあれと


受け入れた今を面白おかしく


乗りきってやろうと


そう言い聞かせて


嘘に近い本当を重ねる


泣き場所はあるけれど


本当に笑うも泣くも


「あなたの前でしか」


そう約束したから


独りきりの誓いも


貫いたなら


たとえ会えなくっても


届く気がするから


たった一人のあなたが


はじめて笑うこと許してくれたから


わたしが返せるもの


あの時の気持ち忘れないこと


それを貫くこと


あなたさえ


どこかに居ればそれだけでいいと


わたしの価値はただあなただけに在るから
もうすこしで


あなたに届くような何かを


掴むんだ


弱い意志と


変わらない気持ちでぐらつきながら


それでもやっと立ってるわたしは


「あとすこしで掴める」という気持ちで


こみ上げる何かが


当てはまる言葉も見つからなく


涙に変わって自分自身に伝える


もうちょっと


あとすこし


さあ、握りしめた気持ち手放そう


「すき」と言えないぶん


形に変えて


いつか届くといい


「あなたがすきな気持ちは褪せることない」と
レンアイは難しくって
今の私には向いてない
付き合ってる人は前の彼女の写真を持ってて
それでも好きと言って
そういうのよく解んなくて
突き詰める気持ちもない

わたしは私で
まだ想いは断ち切れない
中途半端同士でくっついて
丁度いいのかな?
って投げやるのはきっと
好きとはちがう
お月さま


ちゃんと向かい合うと決めました


お月さま


わたしはあなたに願いかけます


積み重ねたわたしの先に


もしもあなたが居たなら運命だと


もしもあなたが居なくてもそれも運命だと


お月さま


あなたと同じよう
遠かった距離を他の誰かと縮めています


あなたを忘れたくなくて


泣いて離れようと言いました


はじめて本音を告げた時でもありました


けれどあなたと同じよう


距離を心を近づけようと言ってくれたから


だからもう、きっと


だいじょうぶなんです


今度は後悔しないよう


ひとつひとつを言葉で伝えていこうと思います


もしもの未来


あなたと同じ場所に居られたら


とても素敵なことね


それは「すき」ではなく「尊敬」だから


そうなるといい


風向きは順調


時折泣いても


泣ける相手見つけたから


もう強がらなくてよくって


わたしはあなたと同じ場所に立てるよう


ひたすらにペンをとっています


お月さま


たまにたまに唄わせて


あなたがくれた素敵な詞たちを