【 ツァラアト 】 | 高山右近研究室のブログ

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監修 右近研究家・久保田典彦
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        今日 ( 7/11 ) の わが家の 「 大 白芙蓉 」

 

 

● これまで、「 らい病 」 とか 「 重い皮膚病 」 などと翻訳されていた

語を、[ 聖書 新改訳 ] では、

 ヘブル語の原語の 「 ツァラアト 」 を そのまま用いています。

 

 キリシタン時代の宣教師たちが、

 日本語に あえて訳出してしまうと、本来の意味と違ってしまい、誤解を与えてしまう場合には、ラテン語や ポルトガル語を そのまま使用したのと同じです。

 

● 旧約聖書では、ヘブル語で 「 ツァラアト 」。

   新約聖書では、ギリシャ語の 「 レプラ 」 「 レプロス 」。

 

 しかし、聖書に出てくる 「 ツァラアト 」 「 レプラ 」 は、“ らい病 ” とか

 “ ハンセン病 ” と言われるものとは 同一ではありません。

 皮膚に現れるだけではなく、家の壁や 衣服にも認められるものでした。

 

● “ ハンセン病 ” も、一種の 乾性皮診で、伝染しませんし、又 治癒するものですが、重いものになると、体が部分的に おかされていってしまうことにもなります。

 

 日本社会でも、長年にわたって 差別的な対応が続けられてきました。

 近年 ( 1996年 ・ 平成8年 )、法律が施行されたとはいえ、潜在的な差別意識は 今尚、変わりなく ・ 根強く 続いていることは、間違いのないことだろうと思います。

 

http://www.houko.com/00/01/H08/028.HTM

 

 

● 旧約聖書には、アラムの 将軍ナアマン が、ツァラアトに冒されて

いましたが、預言者 エリシャの言った通りにして、いやされていった

ことが 記されています。     ( 列王記第二 5章 )

 

 

 

 ※ こちらも < おすすめ >   【 砂の器 】

 

https://www.youtube.com/watch?v=9axACQoRn0E

 

 

 

 

 

 

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           夕食の 青じそ入りの 「 にらチジミ 」