草枯れの まがきに残る なでしこを
別れし秋の 形見とも見よ
おろかなる 老の涙の うすければ
夕日のかげの 大和なでしこ
※ 右近詩集 「 なでしこの 花 」 （ ２１ ）
・ 待降 （ 216 / 419 )
・ 聖夜 （ 217 ）
・ みどりご （ 164 ）
・ 言 （ ことば ） は 肉となって （ 165 ）
・ クリスマスの夜 （ 166 ）
【 待降 】
どこにいるのか わからない
どこへ行くのか わからない
迫る危険に 気づかない
暗やみの地を 進むだけ
すべての人を 照らすため
死の陰の地に 住む者に
まことの光 神の御子
やがて来ようと されている
ダビデの町に みどりごが
世人 （ よびと ） のために 生まれくる
やみは光に 打ち勝たず
主は世の光 救い主
【 聖夜 】
ダビデの町の 家畜小屋
布にくるまれ 飼葉おけ
眠っておられる 神の御子
ああ かぎりなく きよき愛
栄光 神に あるように
野宿で夜番の 羊飼い
羊の群れを 守る時
主の み使いの よい知らせ
ついに来られた 救い主
地には平和が あるように
ヨセフとマリヤ 羊飼い
東の国の 博士たち
御子キリストを 拝みます
栄光 神に あるように
地には平和が あるように
【 みどりご 】
ひとりの みどりごが 生まれる
私たちのために 生まれる
不思議な助言者 力ある神
永遠の父 平和の君
やみを歩む民に 光が
死陰の地を照らし 輝く
不思議な助言者 力ある神
永遠の父 平和の君
きょう ダビデの町で 救い主
あなたがたのために 生まれた
不思議な助言者 力ある神
永遠の父 平和の君
栄光が 御神に あるように
地に上に 平和が あるように
不思議な助言者 力ある神
永遠の父 平和の君
【 言 （ ことば ） は肉となって 】
主の御名 （ みな ） によって 来られる方に
祝福が あるように
マリヤの胎で 言は肉に
恵みに満ちた クリスマス
主の御名によって 来られる方に
祝福が あるように
神の ひとり子 飼い葉のおけに
人知を超える クリスマス
主の御名によって 来られる方に
祝福が あるように
信じる人に 神の子となる
資格与える クリスマス
クリスマス おめでとう！
【 クリスマスの夜 】
星のきらめく ベツレヘム
家畜の小屋の 飼葉おけ
生まれたばかりの イエスさま
羊の声に 目を覚ます
町のはずれの 洞あなの
かたく つめたい 飼葉おけ
布にくるまれ イエスさま
ヨセフと マリヤ 祈ってる
知らせを聞いた 羊飼い
待ち続けていた 救い主
神の御子なる イエスさま
喜びあふれ おがみます
