えっちなシーンの感想はありません。最初に書いておかないと、検索で来られる方に失礼だからね……('-'*) 2011年9月30日発売予定のHOOKソフトのゲームです。学園物・寮生活を楽しむゲームみたいです。開始1時間で出てきたキャラクターは幼なじみの愛（めぐみ）・妹のひな、親友の男子の剛人のみ。それから念のため、発売前のゲームのネタばれですので、プレイするまでは何も知りたくない！という方は読まれないほうがいいです。
春休みの終りは春の始まり。白咲純平は我が家（実家）から我が家（寮）へと戻る準備をしている。枕よし。制服よし。隣の家のデキる幼なじみ・姫百合愛も、同じ学校の同じ寮に戻る。デキるだけあって、準備は完璧なようだ。純平は枕が変わると眠れないので枕にはこだわりを持っている。
白咲純平に姫百合愛、か……。少女漫画でもでてこないような綺麗な名前です……。そこに突っ込むか、という感じだけどわたしは名前フェチだからしょうがない。そして、隣同士で育った幼なじみが、近所の学校に通うなら分かるのですが、一緒に寮生活をするほど遠い学校に進学するなんて何だか凄い。まあ、愛は純平が好きだからおいかけたのでしょうけど。枕の件は、最初に「枕よし！」と言ったときに「？」と思ったのですが、フォローがあった。寮生活はけっこう大変。実家に戻るたびに大荷物になる。もっとも、純平は荷物が少なくて、時代小説くらいしか持ち物がないけれど。それでも、楽しい一年間だった。毎日、愛といっしょだった。
これは少しプレイすると出てくるのですが、男子寮と女子寮は連絡通路を通ってひとつの建物なのですよね。だから、毎日いっしょだった、と言える。でも、この年頃の男女の寮に連絡通路があるなんて、管理上大問題な気がします。純平の「時代小説好き」は格好良い属性ですね。「ライトノベルばかり」では、リアルだけど格好がつかない。家を去ろうとすると、「ちょっと待ったー！！」とすごい声がかかる。飛び出してきたのはひな、学術名「ジツノ＝イモウト」。あと数日で同じ寮に入ってくるのに、「お兄ちゃん寂しいよ」と甘えまくる。
ひなみたいな妹ってわりと好きです。どうも最近のエロゲの妹はクールなのが多くて。あと、「兄さん」呼びが多い！ それはそれで良いものだけど、基本はやっぱり「お兄ちゃん」だと思う。昔のゲームだと義妹が多かったけど、最近はヒロインでも実の妹が多いです。愛は、純平も去年はひなのようにはしゃいでいた、と言う。寮生活はそれだけ楽しみ。愛の大荷物をからかいつつ、重いのをひとつ持ってやる純平。愛は疲れを絶対にひとに見せないから……。「帰ろう、もうひとつの我が家へ」。
エロゲの寮生活は楽しいこと、として描かれることが多いですが、このゲームはまたすごくポジティブに描写しています。この歳で「もうひとつの我が家へ」なんて言えてしまうくらい素敵な寮生活ってどんなのだ。疲れをひとに見せない愛はとてもきちんとしたお嬢さん、という感じ。聖陽学園寮。俺たちの住んでいるところ。第一印象は、城。愛は「お屋敷」というけれど……どちらにしろ、庶民派にはなじまないほど豪華。でも、ひなは明るくて順応性もあるから、馴染むのも早いだろう。
寮が！ 半端ない豪華さでした。ここに画像をお貼りしたいのですが（なぜか敬語）この間からエロゲのキャプチャを貼ると間違いなく公開停止をされてしまうのでやめておきます。なぜかな。問題のある画像を貼っているわけではないのに。とにかく、お金持ち学園を舞台にしたゲーム『のーぶる☆わーくす』とも張り合えそうな凄まじい寮でした。新入生が入ってくるので、今日は部屋替え。年に一度のお引越し。今年から寮長になる純平は広くて豪華な寮長室に住むことになる。親友の大巨人ゴートこと剛人（たけひと）が怪力で荷物運びの手伝いをしてくれる。
……？('-'*) 新入生のためにみんながお引越し？（というか部屋替え？） 卒業生の空いた部屋に新入生が入れば、みんな3年間同じ部屋で済むのでは……いえ、寮生活をしたことがないので……寮ってみんなそうなのかな？ 寮長室の豪華さがまた半端ない。ちょこっと雑然としているけれど、校長室かと思うほど。剛人は親友キャラとしては珍しい、寡黙で朴訥な男性。ただ、筋肉がある、という設定なのに絵ではわりと細く……ヒョロく見えるのが気になった。 一時間プレイした感覚では……絵はオーソドックスだけどきちんとしています。さすが老舗。背景はとても綺麗。テキストは、楽しいんだけど、わりとどうでもいいことを延々と喋っていて、話が前に進まない感じが少しするのが気になっった程度。なにより、ゲーム全体から、学校は、寮は楽しいんだ！という正のオーラが漂ってくるのが気持ちいい。 買うかどうかはまだちょっと様子見です。声優陣に青山ゆかりさんとかわしまりのさんがいるので、そのキャラクターが出てきてからまた考えます。