【エロゲ】タペストリー:詩ルート プレイ 2時間~3時間の感想 | つれづれマカロン

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46歳ひきこもりの
人生楽しみたい日々なのです


このゲームのかなり終盤のネタばれです。詩(うた)ルートを最後の分岐から始めて、2時間~3時間くらいの感想。『タペストリー』はラストが重要なゲームなので、クリアされた方、ネタばれを気にしない方以外は読まないほうが無難です('-'*)

はじめの快気祝いの宴会は夜まで続いた。皆、飲んで盛り上がって騒いでいる。やがて、すっかり大トラになったひかりが、はじめに絡んでくる。「はじめちゃんはいつもわたしを置いてどこかに行っちゃう……」

みんな、お酒を飲んで良い年齢なのでしょうか? まあ、彼らが通っているのは「学園」であって「高校」ではないからなー。みんな18歳以上だからなー。あ、18歳以上でも20歳までは飲んじゃダメか。そして、ひかりの痛々しい言葉……。ずっとはじめを慕ってきたのに、はじめはいつも少し手の届かないところにいて。病気によって今度こそひかりを置いて行ってしまう……。

ひかりに優柔不断さを責められるはじめ。「昨日もうっちゃん(詩)と楽しく過ごしていたみたいだし……」「ただ、わたしの気持ちに応えてくれればいいの!」 周りも、ふたりをはやし立てる。寄り添ってくるひかり。はじめは、ドキドキというより冷や冷やの気分。綱渡りしている感じだった。

これは詩ルートなので、ひかりには恋愛感情を抱かないはじめなのです。なんだかそれって残酷な気がする。一般的少女漫画が大抵ひかりタイプをヒロインにする理由がわかる気はします。こんな子が報われないなんて可哀想だもの。周りがまったくはじめの冷や冷やに気づいていないのがまた、ひかり可哀想だなあ、と。

「はじめちゃんはわたしをどう思ってるの?」 一番聞かれたくないことを聞かれた。大切な幼なじみ、親友、家族のような存在、と答えるはじめ。ひかりに恋、出来るかもしれない。でも、自分はすぐにいなくなる。だったら、今のままの関係で……。

いちおう、ひかりを魅力的だし、かわいいと感じているはじめ。ひかりの恋心も自覚している。でも、ひかりのためを思うなら……といいつつ、結局ひかりのことを妹のようにしか見られないんだ。何だか詩ルートなのに、ひかりばっかり愛おしくなってきて困りものです。まあ、三角関係シナリオだから当然かも知れないけれど。

隙を突いて宴会を抜け出すはじめ。公園でぼんやりしていると、詩が現れた。他の皆のように酔っていない。「皆はじめさんが好きなんです、大目に見てあげて」と微笑む詩。今までにない胸の鼓動を感じるはじめ。清楚で綺麗な女の子と一緒にいるから当然だ、と思う。

ちょっと詩に魅力を感じる過程が唐突に思えました。というか、このゲームは共通ルートがとてもとても長いので……共通をプレイしているあいだは、詩ってわりと空気なんです。しっとりとお淑やかにそこにいるけれど、自己主張しない。朝から、こしあんトースト一斤食いしているひかりとは、インパクトの差があります。

「星が綺麗です」という詩。星に願いごとをかけた、と言う。どんな願いか教えて、と頼み込むと、ヒントだけ……「絶対に叶わないことをお願いしました」という詩。はじめは、美人で頭のいい、お金持ちの詩に叶わない願いがあるのかいぶかしく思う。

鈍感だ、はじめ。だが、鈍感でいい。ここで鋭敏になられても非常に困る。それにしても、はじめは詩にものごとを頼み込むことが多いな。余命いくばくもない自分が「お願い!」というとどれだけ強制力があるか、考えて言っているのだろうか。

「わたしはいちばん欲しいものの前では無力です…それが、わたしです」とぽつりと言って、宴会に戻ろう、という詩。もっとふたりきりでいたい、と思うはじめ。昨日、この公園で詩のバイオリンを弾く姿に魅了された時から、自分は詩に恋をしたのかもしれない……。

さっきも書いたけど、唐突です。それは、美人で清楚でしぐさが綺麗で、スタイルもよくて頭もいい、詩に惚れない理由なんて無いです。だけど、それなら長い共通ルートのあいだに魅力を感じるのではないかと思ってしまうし、さっき「ひかりを悲しませないために」恋をしないことを選んだのに、詩にはあっさり陥落するのもなー('-'*) まあ、恋ってそういうもの、と言ってしまえばおしまいですけど。

今日のプレイはここまでです(*゚▽゚)


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