えっちなシーンの感想はありません。今回のプレイでは、かわしまりのさんが演じる上良朱音先輩が出てきました。だいたい、その辺りまでの感想です。
純平が愛の荷物運びを手伝っていると、周りの男子が羨ましがる。「俺たちはめったに女子寮なんて行けないし」 ほだされやすい純平は、寮長として、女子寮に迷惑をかけないことと、ノートに名前を登録していくことを条件に、男子に女子の荷運びの手伝いを許可する。
寮長として……って、ダメダメだ。こういうことは、
まず女子寮に確認を取るべきでしょう。男子の皆さん、下心まるだしじゃないですか。向こうから「力仕事に必要なの」と依頼があったならまだしも。荷運びといっても、服や下着類など、男性に見せたくないものもあるのに。
男子が女子寮に行きたがるのも無理はない。消灯時間を過ぎると、連絡通路に鉄製の扉が閉まってしまうほど、まもりは堅固なのだ。男子たちが女子寮に向かったあとで、親友のゴートが「女子寮長が何というか……」と心配する。
消灯時間すぎると鉄の扉、って、
普通でしょう！ というか、普通別々の建物か、往来が禁止されているか、それくらいの寮の規則はあってしかるべきじゃないですか？ ふと、
もっと校則の緩かった『FORTUNE ARTERIAL』を思い出しましたが、Augustはファンタジーだから良いのだ。
愛の荷物運びをしていると、騒がしいクラスメイト・水野真理恵がふたりを冷やかしに来る。（片付けの）邪魔だ、というと（おふたりの）オジャマでしたか？と言われてしまう。自称ジャーナリスト。悪意はないが、悪気はある。
元気っ子。CVは民安ともえさんでした。攻略できないキャラです。どういうわけか、
エロゲでは新聞部系の女の子は攻略できないことが多いです……。こういう子をしおらしくさせてみたい、と思ってしまうんですが。
真理恵の荷物まで片付けさせられている、おとなしい女の子・芝原美佳。真理恵には助手扱いされている。いちおう真理恵の親友なのらしい。この（ひとりだけが）お騒がせコンビとは、今年も同じクラス。
消え入りそうなかわいい、か細い声の美佳。CVを確かめに行ったら
真中海さんでした……。また！
また真中海さん（風音さん）が分からなかったよぅ～('-'*)
『H2O』と『ロンド・リーフレット』をクリアしたものとしては相当に悔しい……でも、
このひとツンデレ役の時とお嬢さま役の時で声がぜんぜん違います。
愛の部屋は、引っ越したばかりなのにもう愛の匂いがした。恵の長い髪の、シャンプーの香り。運んできたダンボールを開けると……中身と目が合った。釘のいっぱい刺さった、拘束衣を着た人形……がたくさん。この寮の屋根裏部屋の魔女・月ヶ瀬杏奈からもらった、という。
愛、完璧な女の子だと思っていたら、とんでもない趣味発覚。呪いの人形とわかっているのかいないのか。愛は見た感じ腹黒、ってことは全然ないので、たぶん純粋にこの人形が可愛いと思っているのでしょう。ところで、
寮生を屋根裏部屋にひとり住まわせるなんてギャクタイですか。
愛は、片付けを終えた純平に、「お手伝いします、なにもかも」と優しくいう。押しつけがましくなく、頼りなくない。いつもそうだ。「どうってことないよ！」楽観主義が俺の長所。でも、愛の言葉で心強くなる。天使に見守られている感じ。
このふたり、
まだ恋愛はしていないけれど、いいコンビかも。ひとのことを気遣える子たちです。何だか
こういうメインヒロインがいると、他の子のルートがやりづらくなってしまうんです。こんなに深い絆を持っているふたりなのに、純平が他の女の子と結ばれるなんて。
女子寮長に謝りに、廊下を歩く。後ろから「そこの寮長さん」と声をかけられ、背筋が凍る思い。恐る恐る振り向くと、生徒会役員にして女子寮長の上良朱音先輩が立っていた。「女子寮から手伝って欲しいなんて言った覚えはないけど？」
朱音は
かわしまりのさんのCV。凛々しくてとてもナイス。それにちゃんと美少女です。当たり前なんだけど。朱音先輩、と言う響きはわたしがいま絶賛放置中の『Rewrite』にも出てきますね。あー、かわしまさんキャラが出てきてよかった。プレイに張り合いが出ます。
今日はこのへんでお別れです。
