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初対面のお嬢さま・桜子は晶に聞いてくる。「どこかでお会いしました?」覚えがない、と答える。天音は晶を連れて生徒会室に乗り込む。八重野蛍、という男子生徒が、「繚蘭会が把握していない転校生などあり得ない」と困惑している。生徒会の恵という女の子も「なぞの転校生」を興味津々で見ている。
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「生徒会」メンバーらしい蛍と茉百合は、ため息をついている。「彼のしわざじゃないの」「あいつなら今日は病院だ。花火騒ぎの顛末をしっているだろう」……
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生徒会が「彼」を話題にしたとたん、天音がすごい形相になる。「この転校生は、繚蘭会が責任を持ちます! だって絶対、あれのせいなんだから!」天音は制服や教科書の手配をする、と、また晶の手を引いて走りだした。
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制服が用意される。寸法はぴったり。くるりが機械で測定した、と言っている。さらに、生徒手帳替わりの小さな機械を渡される。ディスプレイがついていて、メールのやり取り、学内の情報閲覧ができる。これで立派な転校生になれた、と晶は思うのだった。
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あらためて繚蘭会員の名前を聞く晶。天音が「鳳天音」と自己紹介するので、「鳳」と呼ぼうとすると、かかと落としを喰らわせられそうになる。「じゃあ、会長?」というと「それもイヤー!」とのこと。「天音」と呼び捨てにすることで落ちつく。
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続いて、学内の施設の説明をされる晶。購買、レストランなど、ほとんどの生活は学園内でできる。また、島内にはショッピングモールや庭園があり、それらは放課後と休日に自由に利用できる。レベルの高い病院も完備されており、身体を壊しても安心して治療が受けられる……。
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そろそろ疲れてきた晶。思えば、島に来てから休んだのは気絶していた間だけ。ベッドで横になりたい。ささやかな望み。しかしそれを言うと、繚蘭会のメンバーは急に困惑顔になった。男子寮に空いている部屋がない、という。桜子は、繚蘭会専用の寮はどうか、と提案するが、そこは女子寮だという……。
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