【エロゲ】Flyable Heart:プレイ時間 2時間半から5時間までの感想 | つれづれマカロン

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46歳ひきこもりの
人生楽しみたい日々なのです


ストーリーで言うと、「桜子と茉百合が登場」してから「寮の部屋決め」までです。これで分からない方にとっては、ネタばれの記事になりますので気をつけてくださいね。

初対面のお嬢さま・桜子は晶に聞いてくる。「どこかでお会いしました?」覚えがない、と答える。天音は晶を連れて生徒会室に乗り込む。八重野蛍、という男子生徒が、「繚蘭会が把握していない転校生などあり得ない」と困惑している。生徒会の恵という女の子も「なぞの転校生」を興味津々で見ている。

このゲームのキャッチフレーズが「2つの生徒会に……」というものだった、となんとなく覚えていますが、繚蘭会生徒会は、それぞれ別の組織、でも敵対しあってはいない、ということで……なんだか謎です。恵の「謎の転校生は探偵に決まっている」ネタには笑いました。「探偵じゃないって」「そういうことにしておきますね!」という感じで。

「生徒会」メンバーらしい蛍と茉百合は、ため息をついている。「彼のしわざじゃないの」「あいつなら今日は病院だ。花火騒ぎの顛末をしっているだろう」……

晶はこの場を取りしきる蛍が生徒会長ではないかと考えますが、本物の生徒会長は……。しかし、自分で騒ぎを起こしておいて病院とは優雅ですね('-'*) 巻き込まれた晶はひと晩気絶していたというのに。

生徒会が「彼」を話題にしたとたん、天音がすごい形相になる。「この転校生は、繚蘭会が責任を持ちます! だって絶対、あれのせいなんだから!」天音は制服や教科書の手配をする、と、また晶の手を引いて走りだした。

「彼」「あいつ」「あれ(ひどい……)」の指すところである鳳奏龍はお天気な生徒会長さんですが、何となくこの設定、『FORTUNE ARTERIAL』を思い出させるんですよね。金髪で気ままな生徒会長、その妹で苦労人の役員……。あっちの生徒会長はこんなひとめーわくじゃありませんでしたけれど。

制服が用意される。寸法はぴったり。くるりが機械で測定した、と言っている。さらに、生徒手帳替わりの小さな機械を渡される。ディスプレイがついていて、メールのやり取り、学内の情報閲覧ができる。これで立派な転校生になれた、と晶は思うのだった。

島全体が携帯電話禁止区域になっている、と天音は説明します。その代わり、すべての島民はこの機械を持っている、と。え……ふつうの大人のひとも? それは不便だー。寸法がぴったりの制服があったときには、やっぱり転校は正式なものだったのかと思ったら、くるりのメカのおかげだったのです……。

あらためて繚蘭会員の名前を聞く晶。天音が「鳳天音」と自己紹介するので、「鳳」と呼ぼうとすると、かかと落としを喰らわせられそうになる。「じゃあ、会長?」というと「それもイヤー!」とのこと。「天音」と呼び捨てにすることで落ちつく。

自分の苗字を嫌いになるほど、お兄さんのことがコンプレックス……というより、ただ単に迷惑みたいです。「会長」が嫌なのも、お兄さんとおそろいになってしまうからでしょうね。しかし、かかと落としの立ち絵のあるヒロインってすごい。下着もとうぜん見えています。泣き出しそうな半ギレの顔が可愛かったり。

続いて、学内の施設の説明をされる晶。購買、レストランなど、ほとんどの生活は学園内でできる。また、島内にはショッピングモールや庭園があり、それらは放課後と休日に自由に利用できる。レベルの高い病院も完備されており、身体を壊しても安心して治療が受けられる……。

ショッピングモールって。来るのは生徒と島内の住民だけなんでしょう? それにそんな施設を用意して……。節電が叫ばれるこの時期に(このゲームの発売はもっと前です。) 病院に詰めているレベル高い医師の皆さんも、普段はさぞかし暇だろうと思われます。お金持ちとはこういうことですか……。

そろそろ疲れてきた晶。思えば、島に来てから休んだのは気絶していた間だけ。ベッドで横になりたい。ささやかな望み。しかしそれを言うと、繚蘭会のメンバーは急に困惑顔になった。男子寮に空いている部屋がない、という。桜子は、繚蘭会専用の寮はどうか、と提案するが、そこは女子寮だという……。

気絶している間は休んでるとはいいませんよね……と、なんとなく『車輪の国、向日葵の少女』を思い出すイイナでした。繚蘭会に女子しかいないのは、偶然? それとも、選んで女子しか入れていないのかな? 生徒会の方はふつうに男女混成チームなのでわかりません。

プレイしたのはここまでです。『おとボク2』の第1話読破に24時間かかったことを思うと、このゲームも時間かかりそうです。とりあえず桜子狙いで進めますが……。ではでは、です(*^-^)


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