だいたいいつも3つのゲームを平行してプレイしているイイナですが、（いまは『おとボク2』『PP-ピアニッシモ-』『Flyable Heart』です）このゲームもプレイ時間が5時間になったので、そろそろ一回感想をまとめてみます。今回の記事はそのまた一回目、2時間半までの感想を書きます。ストーリーで言うと、「桜子と茉百合が登場するまで」です。ここまで分からない方にはネタばれになりますので、ご注意くださいね(^-^)
ではではれっつごー。名門お金持ち学校・鳳繚蘭学園の特別特待生として招かれた晶（しょう）。好きなことばは「ごはん」。案内パンフレットの食べ放題食堂に心ひかれて、遠く離れ島の学園都市までやってきた。無人バスを降り、校舎に向かおうとしていると、謎の男子生徒から、USBメモリらしきプラスチック製の小さなものを渡される。
なぜにエロゲの舞台は離れ島が多いのだろう？ しかも、都市設備はきちんとしているんだろう？ 普通に街中にある学園とか、離れ島で不便でしょうがない、とかはダメなのでしょうか。しかし「鳳繚蘭学園」って、全国模試の時に学校の名前書くのが嫌になりそうな名前です……。謎の男子生徒は、むかっとくるほどあっけらかんとした笑顔の男の子でした。USBメモリには紙がくっついていた。「このカードを橋にある機械に挿し込めば、素晴らしい道が拓けるであろう」とある。橋のたもとに、たしかにそれらしいスリットがあった。メモリを挿し込んでいると、突然女生徒の声で「ダメーーー！！」と叫ばれる。慌てた晶は機械のボタンを押してしまう。激しい花火の爆発が起こり、身体が吹っ飛ばされる。
危機感ないのかな、晶は……('-'*)
なんでいきなり自分にメモリなんて押し付けた怪しげ男の言うことを聞いちゃうんでしょう。それと、花火の爆発で、火傷を負わずに爆風で吹っ飛ぶ、ということはありうるのかな……。いちいち細いことを気にしていてはダメかしら。空をふっ飛ばされながら、「タダ食堂に行けなかったことが心残りだ……」と思っている晶。神様に文句を言おうと空に目を向けると、白い光が眩しかった。女の子のシルエット。「だいじょうぶ、かならず、助けるから……」
現実ものかと思っていたけれど、一種のファンタジーものなのかな。まあ、ロボットとか出てくるみたいだし、ぷちSFも入っていますけど……。もしかして、この「女の子のシルエット」が助けなければ晶は死んでいたのでしょうか？ そうしたら、奏龍（言ってしまいました）は殺人容疑なのですけど……いいのかな。道路脇の茂みで気絶していた晶を起こす女の子がいた。晶は丸一日そこで気絶していたらしい。手続き日にはぎりぎり間に合ったけれど……女の子は稲羽結衣、一週間前に転校してきたという。晶に負けず劣らずの食いしん坊。
暖かい季節でも屋外で丸一日気絶って、身体にすごく危ないのでは……。結衣はすごく可愛いです。「この学校はいいところだよ、ごはんも美味しいし」と晶を安心させてくれます。転校手続きの方法を結衣に聞くと、「天音ちゃんなら繚蘭会だから知っているはず」とのこと。生徒会のようなものだろう、と任せることにするが……転校生と聞いた天音と、繚蘭会メンバーのくるりは怪訝な様子。「わたしたちが把握していない転校生がいるわけがない！」
いま並行してプレイしている『処女はお姉さまに恋してる2』の学校も、そうとう生徒の自治が許されていますけど、ここほどではないです。どこの世界に転校生の動向まで把握している生徒会がありますか。……というか、5時間のプレイでいわゆる「大人」が一人も出てきませんでした。すさまじいリベラルさ。「不審人物！」と糾弾される晶。あの爆発の中でも無くなっていなかったかばんから、入学許可証をとり出す。データ担当らしいくるりが「このレベルの偽造は困難」と言うが……天音は、『生徒会』に確認する、と晶を引っ張って学園内に入っていく。
『繚蘭会』＝「生徒会」ではなかったんですね。しっかし、天高く舞い上がったあの爆発の中で、かばんをなくさなかった、というのはものすごくご都合主義ではないでしょうか。入学許可証だけポケットに入れていた、の方がまだ判る気がします。天音にひかれて学内を歩いていると、向こうから高原に咲く花のようなふたりのお嬢様が歩いてきた。ひとりは一般生徒とは違う制服を着ている。天音は、背の高い、制服の違う方の「茉百合」に転校生の動向を訊く。茉百合も知らない、と答える。「『生徒会』も把握していない……」周りの深刻度合いが上がっていく。
なぜ遠野そよぎさんはいつも消え入りそうなお嬢さまばかり演じていらっしゃるの？（なぜか敬語になる）桜子は、一番お気に入りのヒロインです。きれいで天然ボケで。しかし、この学校は基本的にみんなお金持ちのはずなのに……天音やくるりだってお嬢さまのはずなのに、桜子と茉百合の前では庶民扱いなんですね。いえ、天音って、血筋もいいし、繚蘭会長だし、美人なのに、お嬢さま扱いされてなくて可哀想かも、と……。 とりあえず今までプレイした5時間の半分の感想です
また読んでくださいね(^-^)