【エロゲ】PP-ピアニッシモ-:プレイ6時間~9時間の感想 | つれづれマカロン

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46歳ひきこもりの
人生楽しみたい日々なのです


えーと、簡単に扱っている部分のあらすじを書いておいたほうが良かったですね。今回の感想は、女に襲われてアパートに戻ってから……葵に出会うまで、です。これで分からない方は、ネタばれになります。

妹の柚芭と布団を並べて寝る奏介。柚芭に「あまりケンカしちゃだめ」と言われて素直にうなずいておく奏介。柚芭には強い態度を取れない。関東大震災のあと、柚芭は美華夏の実家・橘家にあずけられていたが、奏介は街でけんかに明け暮れていた。美華夏の父がピアノの道を示してくれなかったら、ゴロツキになっていただろう。そして、大きくなった柚芭は、ある日、奏介と住む、と言い出した──。

えと、柚芭はしっかり実の妹です。そして、メインヒロインのひとりです。あとはまあ、推して知るべし、ということで。それにしても、教養もなく、幼い頃からピアノを習っていたわけでもない、けんかばかりしていた奏介が、曲がりなりにもプロのジャズピアニストになれるものなのかな、数年で。柚芭はいきなり年頃になって奏介の前に現れたわけで、奏介にしても妹、とは素直に思えない部分があるでしょう。

次の朝、柚芭と朝食をとり、柚芭が出かけてしまってから、奏介はCADENZAに向かった。店の前の掃除をしていた千花が飛び上がって驚き、奏介を店内に押しこむ。マスターが問いかける。「昨日警察が来た。殺すことはなかったんじゃないか?」

ゲームに出てくる食べものに敏感に反応するイイナは食い意地が張っているだけですけど、柚芭との朝食も気になりました。ごはん、味噌汁、コロッケ。……朝からコロッケ。いや、肉屋さんとかで買ってきたのでしょうけど。そして、CADENZAでマスターに問われて、「自分は絶対にあの女を殺してなどいない」と思う奏介ですが、いえ、貴方かなり暴力ふるっていました。自分はけんか慣れしているから加減を知っている、といいますが、あれは死んでもおかしくないくらいの暴れ方だったような。

「お前はクビだ」とマスターに云われてカッとなる奏介。だが、そんな奏介にマスターは数カ月分の給料を渡してくれる。そして、店が閉まった後なら顔を出せ、といって奏介を送り出す。──どこへいくのか。アパートには戻れない。柚芭を巻き込めない。

マスター、声もものすごく渋いのですが、性格的にも大人でいいひとです。札束の詰まった封筒を渡してくれたときにはすごく嬉しい気持ちになりました。あと、ずっと奏介に怯えていた千花ちゃんが、店から出ようとする奏介をおしとどめて、まず見張りがいないか調べてくれたときにも嬉しかったな。奏介、いい人達に囲まれています。

東京市をあてどなく歩きまわる奏介。いつしかゴロツキがふたり、奏介にまとわりついてきた。白スーツのきざな男が話しかけてきた矢先──奏介は相手に蹴りを入れて攻撃する。もうひとりもあっさりと片付ける。そして、昨日の女にどれくらいの暴力をふるったか確かめようと、白スーツ男にどんどん攻撃する。戦意を失って、手足を丸めてうずくまる男。──これくらいでは、ひとは死んだりしない。

奏介さん、最低です。相手が弱いと分かっていて実験台にするなんて。「これくらい暴力ふるったっけ、これくらいだっけ」←こんな軽いノリじゃないけれど、ようするにこういう事です。しかも「死にたくない、勘弁して」という相手に「これくらいじゃ死なねえ」とさらに攻撃。主人公としてありなのですかこれは……。でも、なんとなく憎めないのですけどね、奏介さん(^▽^)

厄介ごとは避けよう、と決意して、九段下を歩く。──へんな屋台の親父と目があってしまった。軍人会館の目の前で屋台なんざ出して、もしかしたら特高の間諜かもしれない。あえて近づいてみる。タコ焼きの屋台だった。陰気な親父さんから、おまけしてもらってタコ焼きをひと包み買う。ひと気のない場所で開けて食べてみると、ものすごく熱くて悶えた。味なんて分からなかった。

奏介さん、東京人です。焼きたてタコ焼きをひと口で一気に行くなんて。焼きたては前歯で恐る恐る噛んで食べるものですよー。たこ焼き屋の親父さんはとても陰気で愛嬌がありました。いや、矛盾してますけど、そう云う雰囲気だったのです。「タコなんて入れるようになりやがってよう……ぶつぶつ」とか言っていて。オマケもしてくれたし。ところで、この親父さんはストーリーに関わりはあるのかな。無いような気もするな。

花街を歩き、どこかの遊郭に入ろうかとしていると、妖しい女に呼び止められる。男を従属させるタイプの女だ。「見てたわよ」と言われて、昨日の事件を見られたかと総毛立つが、女が見ていたのは先ほどのゴロツキとのけんかだった。「強いのね。そうじゃないと使えないけど」と女はいう。

葵さんの登場です。美人さん。声はどんなタイプの女性でも演じきる生●目仁美さん……。ふつう、お姫様タイプの声の人、とか、蓮っ葉な声の人、とか、タイプがあるものなのですが、生●目さんはフィーナ姫からこんなヤクザなお姉さんまで、あっさりこなしてしまう驚きの人です。

これで、9時間までの感想です。もっとも、わたしは人八倍プレイが遅いことが最近のおとボク2のプレイで判明したので、普通のひとならここまで1時間で来るのかもしれません。気にしない~マイペースです(^-^) ではでは、です。


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