Hello,GoodBye すぐりルート 途中まで感想 | つれづれマカロン

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Lump of Sugarの『Hello,GoodBye』、すぐりルートの途中です。ネタばれあります。

主人公の東武カイトは、「日本合衆国」のエージェントとして、「日本連邦」との緩衝地帯である「守乃」へ高校生として潜入する。そこで、合衆国大統領の娘であるメイや、日本連邦のエージェントらしい棗と知り合い、つかの間の穏やかな高校生活を送る。しかし、連邦でクーデターが勃発し…守乃は危険にさらされる事になってしまう。
やっぱりLump of Sugarは萌木原ふみたけさんの絵でないとね! いや、前作の画の人がキライなわけじゃないけど、萌木原ふみたけさんの書くふんわりとした女の子はすごく可愛いです。日本屈指の「上手い」原画家さんだと思います。

で、主人公の「東武カイト」(偽名)ですけど……迂闊すぎませんか? 初対面のメイに怪しまれる言動を取ったり、いくら恋人関係になったからと言ってすぐりにぺらぺら自分の秘密を喋っちゃったり……エージェントとしては、潜入中に恋愛なんてご法度だろうし、もし恋愛したら、その相手に秘密をばらしたりしたら相手まで危険に巻き込むことに。

同じくエージェントなヒロイン・棗ですけど、彼女はもっと迂闊、というかエージェント向いてない。監視は下手、尾行も下手、じゃね。いや、可愛いんですけど。ドジなエージェント同士が同じ学校でクラスメイトとして学園祭に励んじゃったりってどういうストーリーなのだか。

そして、びっくりしたのが世界のループ。そういうSFな話だったのか、これ。一度戦争で滅んだ世界から、ループした世界へ送られた、過去のカイトから今のカイトへのメッセージ「忘れるな」。いま、とりあえずすぐりと一回Hした段階で止まっていますが、まだ「今の」カイトは「忘れるな」の意味に気づいていない。どこでこのループネタが生きてくるのか、見守っています。

それはともかく、東村山家っていいなー。甘味処造りのケーキ屋さん。ケーキはすごく美味しくて、棗のためにちゃんとメニューにない緑茶と大福までサービスしてくれる極め細やかな喫茶店。一度行ってみたいです。