アニマムンディ 終わりなき闇の舞踏 「見えざる王冠」エンド | つれづれマカロン

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ミハエルTRUEエンドです。というか、このゲーム全体のTRUEエンドといえるエンドです。なんといっても、タイトルの『アニマムンディ』(世界の魂)が手に入りますし。

地獄の王ルシフェルとして覚醒したゲオリク。大天使ミカエルの魂を持ったミハエルと戦い、天界から地獄の底へと堕ちる。しかし、偉大なパラケルススに導かれて地獄・煉獄・天国を旅し、全ての罪を浄め、聖者たちからアニマムンディを受け取る。

2度目のプレイなので、ちょっと地獄・煉獄編が長ったらしく感じてしまったかな。でも、初回プレイの時にはとても…心に迫ったのを覚えています。パラケルススに導かれて地獄巡り、というのは『神曲』から取られていますね。

そして、時間は過去へと遡る。ゲオリクは、こんどこそリリスが魔女裁判にかけられないように、早々と故郷を離れ、首都カーマゼンで穏やかな暮らしを送る。しかし、ゲオリクの他にミハエルも、「前回」の生の記憶を持っていた。もう悪魔メフィストはゲオリクのそばにはいない。代わりに大天使の魂を持つミハエルがゲオリクを見守る。幸せな生活は続いていく…。

というわけで、「なかったこと」にされてしまった「アニマムンディ」のストーリー。うーん、あんなに頑張ってリリスの身体を錬金術で元通りにしたゲオリクの努力って一体。でも、錬金術を極めなければ、ゲオリクの中の悪魔ルシフェルの魂は消せなかったわけだから、つじつまはあっているのか。

ラスト、やっぱりゲオリクと剣を交えたがるミハエルに苦笑。でも、潔癖で怒りん坊なミハエルが愛おしいです。この「見えざる王冠」エンドは一大パノラマな『アニマムンディ』世界をまとめるラスト・エピソードとして相応しい、スケールの大きな物語でした。ラスト・エピソードといいつつ、クリアしたのは最初から3つめ、これからいろいろなエンドを見ていくわけですが…。