星の瞳のシルエット 柊あおい 文庫版3巻まで | つれづれマカロン

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星の瞳のシルエット 1 (集英社文庫―コミック版)
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 わたし(37歳)の年代にはもはや説明の必要のない有名少女漫画。小学生から中学生にかけて、「りぼん」誌上を吹き荒れた「もう、毎号クライマックス!」の嵐。

今読むと、まずその絵柄の独特さに改めて目を開かされます。キラキラの少女漫画絵柄ではないのに、とても乙女チック。服のセンスもいいんだなー。あの頃、80年代初期のふんわりした女の子の雰囲気がよく出ています。

そして、みんな奥手! 中学校で出会って、メインメンバー5人にみんな好きなひとがいるのに、高校に入るまでキスどころか手つなぎも無しです! 一番接近するのって、教科書の貸し借りとか、一緒に写真を撮ってもらう、とか…。 いまどきの少女漫画だったら、第1話でキスはしますね。『罪に濡れたふたり』なんて第1話でセックスしちゃってたなあ。

第3巻で高校編に入るのですが、吉祥寺啓子、通称おケイが出てきたところで「あー、こんな娘いたいた!」と懐かしく感じました。すっかり忘れてました、こんな娘がいたこと。