ef-a tale of memories 第9話「forget me not」感想 | つれづれマカロン

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ef - the first tale.
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以前の感想は引越し前のブログのここです。

景によって引き離されていたみやこと紘はようやく出会い、結ばれる。みやこはもう自分を放さないでほしい、と願う。千尋は4年分の失った記憶を日記帳を読むことで埋めていくが、完全に記憶がもどることはない。景はみやこが紘と愛しあったことを知り、膝の怪我を忘れて駆け出す。京介には兄妹のような存在、と言っていたけれど…。

ずいぶん久しぶりに続き見ました。シャフトという会社が頭角を現し始めたころの作品。空の表現がすごく綺麗です。もっとも、ある方のブログで「あの程度の空のCGはアニメ専門学校生なら作れるレベル」と言っていたけれど本当なのでしょうか(^_^)

何にせよ、景が話を引っ張っていっているような気がします。飄々としたみやこ、記憶を失ったばかりの千尋。そんな中で、景はマイナス方向にだけど、元気ですから。前回、みやこが紘に当てた何十通ものメールをバシッと消したときにはそのあまりのマイナスな行動力に唖然としましたから。

でも今回、紘は自分の意志でみやこを探し当てます。そして、ふたりは身体の関係をもちます。もう引き返さない、と決心しての二人の行動でしょう。みやこは世界から逃げまわるのを止め、紘は漫画家であることに責任を持つ…。ところで、公衆電話をつかったみやこが持っていたテレカ、だんご大家族の模様だったんですけど…シャフトの中に京アニ厨がいるのΣ( ̄ロ ̄lll)?

みやこと紘の関係を知った景は、猛烈な勢いで紘のアパートから逃げ去ってしまいます。脚を痛めているにも関わらず…やっぱりマイナス方向に元気だ、彼女は。それを追いかけるのはもう紘の役目ではない。京介が、景を愛するものとして景を守るために追いかけていきます。脚の痛みに倒れこんだ景のシーンで今回は終わりましたが、京介にはもう景を救うことができるようになっていると思います。

さて、そんな騒動の脇で千尋&蓮治カップルさん。千尋は失った4年間を取り戻そうとし、蓮治もそれを応援しようとしますが、彼もそこまで大人になりきれているわけでもないようで…千尋と作った砂の城が海岸にそのまま残っているのを見て、砂よりも儚い千尋の記憶に怒りをぶつけてしまいます。

3カップル3様の恋のあり方。ある意味ベタな恋愛劇なんですけど、丁寧に書かれることによって気持ちの良いエンターテインメントになっていると思います。今回のEDは景の声の岡田純子さん。歌は…びみょー…… それと、エンドカードの蒼樹うめてんてーの景、可愛かった! シャフト人脈ですね。