宝塚歌110周年、雪組100周年、なんて騒いでいるけれど、明治座は去年150周年ですってよ！
最初の名称は明治座ではなかったそうです。
私自身は今のビルの明治座になってからしか来たことが無いので、それが少し残念だなぁと思ったりしています
そんな明治座に昨日行って参りました。
で、去年から続いた記念公演の最後を飾るのが『メイジ・ザ・キャッツアイ』。
と華々しい舞台のはずなのですが…。
正直、酷い作品でした。
演者の上手い下手ではなく、とにかく脚本が酷い。
お芝居（コメディー）を見るというよりは、つまらないコント劇を延々と見ているような感じでした。
頭を抱えたくなるような演出もあったり、しかも、そういうの出しちゃいけないでしょうなテロップもあったりと本当に残念。
明治座という大きな舞台ではなく、小さい小屋でやるべきな作品。
（実際、セットでかなり狭くして舞台を使ったりしていた）
それなのに明治座の舞台機構を駆使していて、それも何だかもったいない印象。
やっぱり、コメディー作品を作り上げるのって難しい！！
そして、改めて、良いトンチキ作品が作れる演出家ってマジで凄いなぁと思いました。
こんなにチケットを買って見に来たことを後悔したのは珍しいことかもしれません。
（本当はメインキャストにあまり魅力を感じず、でも作品は気になるし、どうしようと悩んだ結果、買ったチケットだったのですが…。）
明治座と言えば、のぼり旗。
美弥るりかさんを探せ！
外看板が、オシャレにサイネージになっていました。
幕間に撮ったのですが、時間帯によって、見え辛い以外の何物でもなく。
明治座の3階席は安くて好きだったのに、今公演は7000円。
気になったけれど行くのを諦めた『西遊記』では9500円！
チケット代の高騰も何とかしてほしいなぁ～。
いろいろ思う公演でありました。