新卒時に、手術室ではなく希望どうりに小児科病棟に配属されていたら、ADHDがマイナスに作用した | 120歳笑って死にたい我が道人生おかんナースのブログ

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クレージーな我が家のドタバタもふくめ我が道で日々生きています。
美食同源の料理研究とキッチン画家修行目指し
只今、ゴミ屋敷脱出作戦決行中でございま~す。

手術室という極めて特殊な環境が
知らず知らずのうちに
ADHDの特性を活かしつつ
自分を理解し鍛練する事が出来た

その事を息子たちの療育の中で認識した

きっと小児科病棟勤務だったなら
読字障害や計算障害も併発しているので
記録などケアレスミスの連続で
二次障害を起こしていた可能性が高い

病棟勤務では単調すぎるために
ドーパミンが安定供給されないからだ

それに引き換え
手術室は常にリスクと隣り合わせ

このリスキーな環境がドーパミンを大量に放出
脳がクリアーに回転しはじめる

仕事中毒の時期もあった
そして自覚なく心身のバランスが崩壊する

自律神経失調というカラダの警告

記憶の仕方もランダムに
映画を観るかのように記録していく
毎日毎日複数の手術室の光景がフィルムに残る

2年も過ぎると張りつめた糸が切れた

自分の記憶のパターンを知らずに
オン・オフの切り替えもせず
日常生活の些細な事までランダムに記録した

全くもってアホである

自律神経失調を期に自分と向き合った

忘れる事の大切さ
オン・オフの切り替えの大切さを学んだ

もともと一夜漬けならぬ
テスト直前漬けを活用していた学生時代

ヤマを張った範囲のテキストを
まるごと映像記憶する

早い話、教科書を見ながら
テストを受けている感じである
当然のことヤマが外れたら最悪の結果
そして目的を達成した記憶は消去

気楽な学生なればこそ

手術室勤務での目的は
エキスパートになること

膨大な記録が消去されず
夢の中でも緊急手術が再生され
どんどん蓄積された

勤務中の感覚は研ぎ澄まされていき
仕事の充実感は増し仕事中毒に拍車がかかった

この時期の体験があるからこそ
自分の人生にも息子たちの療育にも
ADHDを活かす生き方が出来ていると思う

ADHDの人にしかない素敵な7つの長所
個性を才能に変えるには
http://susumu-akashi.com/2016/04/adhd-advantages/

クリエイティブな人は精神障害を抱えやすい
天才たちは悪魔に魂を売ったのか
http://susumu-akashi.com/2015/04/creativity-2/

頭がさわがしい、次々と考えや映像が浮かぶ「思考促迫」とは何か
夏目漱石も経験した創造性の暴走
http://susumu-akashi.com/2015/11/gedankendrangen/


そもそも、探究心が強く好奇心の赴くままに
ランダムに情報が脳にイメージで記録されていく

その為に、唐突にアイデアが閃き
機関銃のごとく喋りだす
たとえ有益なことであっても
家族にとっては迷惑な存在である

そのアウトプットの場として
ブログを始めたのだ

思考促迫による
弾丸トークの被害者の提案である

今、思考促迫も暴走状態から脱却している