臼蓋形成不全が突然生じたわけではない
２０代の頃は全力で走り、跳びはね
なんの問題も感じることなく過ごしていた
寝返りもうてないほどの激痛からの脱却
それは問題を感じなかった頃の
人体造形修復をはかること
解剖学的にパーフェクトな関節軸
関節というギアの
理想的な隙間を取り戻すこと
激痛に耐えながら確信したこと
ただ、進むべき道は見えても
道なき道を切り開くには
療育と激痛に心が折れてしまい
投げ出したくなるようなことは数知れず
それでも
生涯自分の足で歩き
再び全力で走り 、跳びはねたい
健康美を取り戻したい
この執念に近い切実な願望が
人体造形修復という
健康美再生の研究を継続させてくれた
少子高齢化、超高齢化社会に向けて
高齢者予備軍の４０～５０代の健康美再生は
次世代、次々世代の社会的負担を
軽減させる鍵になっていくであろう
人体造形修復がもたらすもの
それは毛細血管力の向上と
自律神経が整うことで
その支配下にある免疫系、内分泌系の
バランスが良くなる
癒着によって負荷がかかっていた
筋肉が弾力を回復
全身の関節軸に
解剖学的に整合性がもたらされ
運動能力が向上する
運動により血流が良好になり
細胞レベルでの酸欠が解消され
有酸素運動によってミトコンドリアが増加
それにともない
1つの細胞内のミトコンドリアへの負荷が軽減
活性酸素の発生が抑えられる
そして何よりも
食事からの解糖系よりも
効率の良いミトコンドリア系の
酸素からのATP(エネルギー)合成力が向上する
つまりバランスの良い少食で済むのである
微量ミネラルやビタミンの
栄養バランスはとる必要があるが
糖質の過剰摂取は必要なくなる
良質の脂質とタンパク質の適正摂取は
細胞修復に必要である
スローエイジングで
生き生きとした超高齢化社会が
近未来に現実となることを心から願っている