お豆腐と米粉で作るヴィーガン伊達巻です。
クチナシの黄色がとってもきれい
今年のクリスマスは、白樺風の白いブッシュドノエルを作りたいなぁと思いを巡らせていたのだけれど、忙しすぎて手が回らず、伊達巻で思いを果たしてみました。黄色だけど(笑)
伊達巻といっても、卵もお魚も使っていないので、味も食感も違うものになります。甘さもかなり控えめ。でもこれはこれでなかなかおいしい
分量の半分以上がお豆腐ヘルシーですが、しっかり食べ応えもあります。ほんのり甘い、少し軽めのお団子?和菓子?のような味と食感になります。
全部混ぜて焼いて巻くだけ♪とっても簡単^ ^
ヴィーガン伊達巻 お豆腐とクチナシで
【材料】1、2人前
(一般的な伊達巻の1/2ほどの大きさです)
★木綿豆腐100g
★くちなしの煮汁70ml(クチナシ乾燥実は、栗きんとんの色付けなどにも使うので、お正月前はスーパーでも置いてあることが多いです。スパイスコーナーなどで。粉状のものがあれば、水に溶かすだけでok)
★甜菜糖10g〜
★塩小さじ1/2
★粉寒天3g
☆米粉60g
【作り方】
オーブンを190度で予熱しておく。
①クチナシの実(小指の爪くらい)を、100mlの水で10分煮出し、黄色の色水を作っておく。
② ★の材料を全てミキサーに入れ撹拌する。
③米粉と②を合わせてタネを作る。
小さ目の天板や、ステンレスバットなどにオーブンペーパーを敷きタネを流し込む。
④オーブン190度、30分焼く。焼き色加減を随時チェックしてください。
⑤あら熱が取れたら巻きすで巻き、そのまま30分以上置いておく。
出来上がり
【くちなしの効能】
クチナシの生薬名は山梔子(サンシシ)。
果実の薬効は主に利胆(胆汁分泌促進)。
消炎、鎮静、精神安定などを目標に、加味逍遙散や温清飲などの様々な漢方薬に配合されています。
つい食べ過ぎてしまうお正月料理に使うのは理にかなってますね^ ^
見るからに消化器系に良さそうな黄色い色をしています。
とはいっても冷やす性質があるため、長期にわたっての摂取は要注意です。
果実ができるのは一重咲きのクチナシのみ。八重咲きにはできません。
2022年撮影 クチナシ八重咲き 大阪北摂
花びらも食用になります。この甘い香りがたまらない!
お花を使った料理は、過去にもいくつかレシピアップしています。
人間にとって、見て良し、嗅いで良し、染めて良し、薬にして良し、食べて良しのくちなし姫
古来よりずーっと、惜しみないあなたの愛をありがとう