当ブログを書くにあたり、出典の分かるものについては、現代語訳と書き下し文を載せることにしている。
それ故、引用が多くなってしまうことは否めない。
だが、原典の文章をそのまま載せた方が、その当時の様子、臨場感がよりありのままに伝わってくる。
やはり著者が原典を読んで、かいつまんで紹介してしまったり、文章を自分なりにまとめて紹介してしまうと、その人によって解釈が違ってしまうと思っている。
そして何より、私自身が信長の様々な資料や本を読んでいる中で、出典がすぐに分からず、やきもきしたことが多々あり、苦労したというのも関係している。
また、原典に触れる楽しさや面白さを知ってもらえたらという想いもあって、このような形式にした。
さらっと読みたい方は、現代語訳のみを読んでいただき、よりじっくり味わいたい方は書き下し文も読んでいただけたらと思う。
書き下し文は必要ないのではと思われる方もおられるかもしれない。
だが書き下し文もそれを訳す人によって、ニュアンスが少し違ってくる。
私は書き下し文も自分で読んで訳さないと気が済まなかった。
私のような性分の方もおられるかもしれないと思い掲載することした。
また、現代語訳についてだが、古語辞典を片手に書き下し文を出来うる限り自分で訳すようにしている。
どうしても分からない部分は、先人がすでに訳したものを参考にしている時もある。
それ故、間違っている部分などもあるかもしれない。
もし読者様で「ここはちょっと訳が違うのでは?」と思われる部分があれば、是非とも教えていただければ嬉しく思う。
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