12/14リレー講演「実践事例を聞いてみよう」 | どんぶらこのぶろぐ

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いろんなことやってます(*^^)v

【参加しました 音譜


平成25年度 第14回 ひろしま環境大学


第4回講座:自然コース

12月14日(土)広島市青少年センター


リレー講演

「実践事例を聞いてみよう音譜


リレー講演①

「子どもたちへの環境学習」

       環境カウンセラー 青山範子さん




環境学習のテーマ 具体例

▲森の保水性の実験

(砂だけのものと葉のあるものとの比較)


・地球温暖化  ・省エネ   ・3R

・森林へ行こう ・水を考える ・星空を見あげて

・エコクッキング ・みんなでやろうリサイクル

・リユース教室(マイうちわ・牛乳パックで葉書づくり)

・キャンドルナイト・マイバックを作ろう

・キャンプ     ・ネイチャーゲーム

・川の水を調べよう 

・緑のカーテン  ・引っ付き虫

・せみの抜け殻探し  etc



環境学習のとりくみ企画


だれに    対象  幼児・園児・小中高・大人

いつ      場面  授業・課外活動・エコクラブ・

               講座・バス見学・地域活動

どこで     会場   教室・体育館・調理室・

               野外・公民館・環境施設

なにを・なぜ テーマ・目的 

             地球温暖化・ごみ減量

               緑のカーテン・リサイクル

               エコクッキング・水を考える

               節電・省エネ・伝統文化・・・

どのように  取組内容


              クイズ形式・紙芝居・寸劇・

               環境映画・水質調査・植樹・

               ゴミ分別・物づくり・・・


①自分で考える

②みんなで考える

③まとめ発表




キャンドルナイト 企画継続の輪


①キャンドルナイト 講座実施 (H16~)

②    〃     企画相談 (H22)

③リサイクルキャンドルづくり講座

④     〃        作成・地域協働

⑤キャンドルナイト  開催(今年で4回目)


(廃ロウソク使用 竹カップで300~400個)


《 平和のキャンドルナイト 》

   地域で集まる

   ハートのキャンドルの輪

   平和・エコの話

   音楽(フルート演奏)・星空観察





リレー講演②

「環境イベント事例」

廃校となった木造校舎での環境イベント

        環境カウンセラー 中村成孝さん


「おいで~やぁ 横谷の大自然の中へ」


~夏休みビックリマークあそび体験フェスタ あおぞら木舎2013~


遊び体験を通して環境の大切さにふれる


▼facebook

https://www.facebook.com/events/176927132477284/?ref=22



参加費 小学生以上500円

      ワークショップの材料費は別途
※自然申込みには、ぷちプレゼントプレゼント

主催: 「おいで~やぁ 横谷の大自然の中へ」実行委員会

共催: 自治連合会、公衛協

後援: まちづくり連合会、道の駅、2市1町教育委員会、

    中国新聞社、JA、アサヒの森、
    広島県北部地域環境推進協議会

     (県、市、県立大学、公衛協、市民団体等)

 http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/174/hokubukouseikankyou-dantaisyoukai.html



平均滞在時間 約4時間 (回転率1.2回)


①地産地消のおいしいコーナー(有料)

 特産品コーナー他4店舗

 竹パンづくり

 ダチョウカレー・やまめほか


②木のおもちゃで遊べるコーナー(無料)

  カプラ10,000枚・木のおもちゃ

  積み木競争


③ワークショップコーナー(有料)

  木工所、森のおもちゃの会、ふるさと自然教育研究会

 ・水てっぽう、竹トンボ作り 

 ・カンナクズでペタペタうちわ作り

 ・木工ボンドで引き出し風小物入れ作り

 ・間伐材のラック作り

 ・工作用の木材端材販売ほか


④環境についての展示と体験コーナー(無料)

  6団体

  パネル展示・発電機モデル等のコーナー

  環境とバイオマス・小水力などの展示

  ・エコバック作り体験

  ・廃油エコローソク作り体験


  ・自然体験ぷちツアー/13時よりスタート

   (夏の田舎道でNature Game:所要時間 1時間半くらい)
  ・手作り市/機織り作品販売、販売・ハンドメイド・アクセサリー他



【今後の課題】

・運営組織団体の連携、意思疎通の向上

 (コア団体を明確にした方がよい)


 野菜の売れ残りを委員会で買ってほしいという

 意見が出た(野菜を買う場ではなかったので困った)


・接客技術(サービス)の向上

 他のイベント企画者と連携、交流した方がよい


・報道機関への対応(情報発信)


ケーブルテレビ以外マスコミ取材を忘れた


・経済的効果の探求(地元産業の活性化)


・市民参加型のイベント、ノウハウの研究

 見る、聞くだけでは、飽きる

 組織の強い圧力では逃げられる



【まとめ】

・多くの市民(スタッフ)が協力して実行できた

・近隣に「まちづくり」、「起案」等の意欲のある若い人達がいる

・「あおぞら木舎」には、子ども中心のイベント(学習)が似合う

・布野町の特徴を再整理し、PRポイントを明確にした方がよい

・キーパーソン・コア団体の交流



▼報告書
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/103670.pdf#search='%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%A7%EF%BD%9E%E3%82%84%E3%81%81+%E6%A8%AA%E8%B0%B7%E3%81%AE%E5%A4%A7%E8%87%AA%E7%84%B6%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%B8'




オリジナル名札作成右矢印入場札に利用


チャイムや校内放送を利用


参加費500円を

駐車場案内をする地元の人の日当

スタッフの交通費、材料費等に当てた


▲木のブロック/1万本のカフラ





▲三次市長 「木舎再び」

学び舎としての灯は、地域の文化を発信する木舎として

受け継がれ、再び輝き始めたのです・・・・・


▲お礼状右矢印次回も協力者に

当日の参加者は、保護者、幼児、小中学生、関係者合わせて

約450人。予想よりはるかに多い参加者でした。



③リレー講演
「海における環境学習」(河口干潟を含む)

  活動の問題点

環境カウンセラー 保光義文さん

    

計画から実行まで


1. 依頼 打ち合わせ  

       下見、資料を取り寄せる

2. 目的 野外学習で何が伝えたいか

特徴(場所・生きもの)

3. 方法 どんな方法があるか

       ピックアップ(絞る)

4. 時間 時間設定は重要

       干潮1~1.5時間前 15~16時が理想 

       (朝方の潮がよく引く。満潮からするものもある)

5. 用具 準備するもの

       服装(長い長靴、運動靴などイラスト付きで

       的確に指示)

6. 安全対策 

       カキガラ、保険確認など



活動(要請)の種類

1.行政 

2.学校 

  地域の特徴を生かすこと

  地御前→40~50年前には、アマモが繁茂、

        スナメリが来ていた

        現在は、カキうち場が海水で洗い殻を捨て、

        海の状態が良くない

3.地域の団体

   エコ研/1.身近な太田川放水路の特徴

        2.どんな驚きがあるのか

         ハクセンシオマネキがいる

         ハゼが釣れなくなった

   公民館/自然豊かな環境での体験  

        なぜ、きれいなのかはてなマーク

        当たり前なのでわからない

        人口増の干潟の変化を見せる

   市民ネット松永/アサリを増やそうビックリマーク

        EM菌をまき、2000年~調査

 4.仲間同士の活動 

      調査・研究


終わりに一言


・先ず考える ・実行する

・勉強する   ・何でも興味を持つ

・仲間と一緒にやる

・協力者でもある事






④リレー講演

「知ること、譲ること、伝えること」

~川を題材に生物多様性を伝える~


             環境カウンセラー 奥山秀輝さん

私が心がけていることは、

   「知ること、

    人間本位ではなく、譲ること

     地域、研究各所に伝えること」



例)学習(1年間編)の経緯


依頼(学校) 

川を題材とした、地元小学校の総合的な学習


学習の目標ははてなマーク

自然に親しむ・興味を持つ


ま・る・な・げ  されましたかお

ダウン

デメリット 要望に沿えるか

メリット   自由が効く



自然に親しむ、興味を持つ

     +

生物多様性を伝える 右矢印地元愛 過疎化防止

日本初の条例:生物多様性の保全に関する条例

     +

北広島町の自然学術調査のデータ



-メインテーマ-

川の生き物と私たちのつながり


年間スケジュールと学習過程


3ヶ所の小学校が統廃合されたので

豊平川、西宗川、志路原川を調査


     学習活動・内容                  学習過程
5月 豊平の川について調べてみる          課題設定

  〃  で見たことのある生き物について話し合う


6月 水生生物の採取方法と観察・仕分けを知る

   西宗川の水生生物調査

   

7月       〃       のまとめ         情報収集

   吉木川の水生生物調査              整理分析

                                振り返り

8月       〃       のまとめ


9月 志路原川の水生生物調査  

         〃       のまとめ


10月 パックテストによる水質検査(COD)       探求情報収集

      身近な食品も川に流せば・・・

    3つの川の共通性や相違性を考える       整理分析

    生き物図鑑をつくろう                探求



11月 西宗川のオオサンショウウオの実態     探求情報収集

   志路原地区の三ちゃん(※) S村見学

(※堰堤にはさまれ一人ぼっちのオオサンショウウオ)

   なぜオオサンショウウオを保全するかはてなマーク


12月 三ちゃん S村見学まとめ           整理分析

    西宗川のオオサンショウウオを       表現

    助ける取組を考える

         堰堤に閉じ込められ繁殖できない)

1月 安佐動物公園の見学             探求情報収集
           〃     まとめ  整理分析

   生物多様性                   情報収集

   (生き物のにぎわいと繋がりが大切な理由)


2月 調査結果のまとめと発表(ポスターセッション)表現

 

3月 1年間の振り返り                振り返り

             【一人ひとりの安全確保】



水生生物調査(種類が多い)     水生生物調査、まとめ

 右下矢印                   右下矢印

多様性                   スケッチ

   右下矢印 右下矢印

北広島町の学術調査データ    生物の特徴を掴む

○○の仲間





1コマ1コマが家庭の話題になるような授業

     ダウン

子どもが大人に伝える



▼NHK(映像)オオサンショウウオ ふやす取り組み

http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?did=D0013771545_00000




今後の予定


学習活動・内容        目標

安佐動物公園の見学    オオサンショウウオの保全意識


         〃まとめ   生き物のにぎわいと繋がりが大切な理由

生物多様性


調査結果のまとめと発表  分かりやすく人に伝える

(ポスターセッション)     丁寧な字を心がける


1年間のふりかえり      見つけたこと、調べたこと、学んだこと、

                  やるべきことを見つける




留意点

・明確な目標を決める

・小学校からの依頼

  (校訓、学習目標の把握、自らの身分)


・対象者を把握する

  (専門用語、漢字の使用、個々の性格)

 課題を変える        右下矢印水、生き物が嫌い

  低学年)何かいる 中)はぐる、見つける 高)種類 右下矢印分ける係

 個々で動かさない、

 学習グループではない個々の個性のあったグループ


・場所の選定              

  (対象者、目標などにあった場所の選定)


・予算規模、道具の有無の確認

・悪天候時の対応

  (延期、中止、悪天候用プログラム)

・危機管理

  (現地の地形、水量、植栽、準備物など)

・関係法規の遵守

・地域、他団体との連携

  (三ちゃん S村、安佐動物公園など)

・担任の先生との

 「ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)」を密に

                    etc


子ども対象は、字を少なく、自分たちが写っている写真、

講師の写真など、写真で写して、口で説明、クイズを

取り入れるなど工夫する




今後の課題と目標


・予算確保(補助金、助成金の申請も視野に)

・授業内容の固定化(教職員に左右されない内容の確立)

・各種団体との交流の継続

・他校との交流(芸北小学校と高原の自然館を通して調整中)

・北広島町全域の河川での実施

・雨天時プログラムの充実

・伝え方(広め方)の模索(地域住民との実施等)

・後継者育成




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