1/18山崎亮講演会 | どんぶらこのぶろぐ

どんぶらこのぶろぐ

子ども達の笑顔がみたくて、
いろんなことやってます(*^^)v

【参加しました音譜


講師の山崎亮氏の思いつきで、

急遽、ワークショップ(WS)も含んだ、講演会となりましたが、

笑いが絶えず、もっともっと聞きたい、体験したい場でしたラブラブ


※WS/一方通行的な知や技術の伝達でなく、

参加者が自ら参加・体験し、

グループの相互作用の中で何かを学びあったり創り出したりする


(このぶろぐは、

写真・録音等できなかったので文字ばかりになります)



2014年1月18日 アステールプラザ(広島)


広島学セミナー講演会

「ひろしまの未来をデザインする」


テーマ

自分のまちが

もっと好きになる

ひとづくり・まちづくり


地域活性化策を独自の視点で提言し、

TVなどでも活躍中!


人と人、人とまちをつなぐしくみ作りの達人


コミュニティデザイナー

山崎亮さん


stidio-L 代表


http://www.studio-l.org/



コミュニティデザインとは、


デザインの力で人の集団がもつ、

課題解決を高めるよう支援すること




自己紹介の中で、話された話。


「瀬戸内しまのわ」の民間企画イベントの方にも関わっていて、

https://www.facebook.com/setouchi.shimanowa2014


3月に開幕するイベントで古来、戦の情報伝達に使われた

「のろしをあげたい」という話になり、

賛同者が出て7月にリレーするイベントをするため、

今日の午前10時から広島市安芸区にある絵下山から

のろしを上げて、どこまで見えるか

という実験をしているらしい。

残念ながら曇り空のようだが、

それがfacebookにアップされている。

https://www.facebook.com/noroshirelay?fref=ts


自分たちの仕事は、あくまでも「きっかけづくり」

地域を元気にできるは、地域の人。

「本気」と「オリジナル」で、

こうして、どんどん地域の人が盛り上がっている。






数あるプロジェクトの中から今日紹介されたものは・・・

http://www.studio-l.org/project/


2007

泉佐野丘陵緑地(大阪府)

http://www.pref.osaka.lg.jp/kishido/kishido-home/izumisano.html


パークマネジメント支援事業(studio-L)

http://www.studio-l.org/project/04_izumisano.html




大阪府が公園をつくる計画を建て


ハードだけ100%つくると10億円、

維持管理費で2000万円×10年、2億円かかるところを


ハード面を2割整備で、2億円

維持管理費2000万円+コーディネート1000万円で

(企業54社がCSRとして総額2億円相当の資機材等の支援)


今回は

「公園をつくる人達をつくる」マネジメントを行った。


2009年~「パークレンジャー養成講座」の開催


木を切って道をつくる

自然観察会をする

森の音楽界をする  など


ボランティア自身が

他の人を楽しませるような活動をしてほしい、と募集


11回講座では、公園づくりに必要な知識や技術、

仲間や府民とのコミュニケーション方法、公益性の理解などを、

学んだ。


応募用紙に400字に想いを込めた人が集まったはずだが、


実際には、退職後、家にいる夫を外に出そうと、

奥さんが応募してしまった65歳以上の男性たちだった。


最初は、しぶしぶだったが、

今では、昼食時間も忘れるほど、活動を楽しんでいる。


https://www.facebook.com/izumisano.parkclub


自分のやりたいことに、

少し地域にいい事を取り入れる

  ダウン

まちが楽しくなる






2012~

福山市


中心市街地賑わい創出活動支援事業

http://www.studio-l.org/project/23_fukuyama.html


まずは、「内部のコミュニティをつくる


課の異なる13名の若手市役所職員を市に選んでもらい、

市街地活性化を目的に

プチコミュニティデザイン研修を開催。


(研修一例)

「Yes,and」

相手の提案を「そうですね!(Yes!)」と受け入れ、

「さらに~はどうでしょう?(and~?)と

提案を付け加える方法


聞き方・話し方を変えるだけで

提案内容がどんどん膨らんでいく




「福山の未来づくりワークショップ」を開催、

職員2名1組で6チームの司会進行をすることになった。


しかし、WS前日夜になっても、

市民たちと対話する職員達の不安は大きく

それを付箋に書き出し、

解決する方法を探っていった。



それほど、行政と市民の溝が大きいということだが、

彼らも「市をよくしたい」という想いをもって職員になっている。


そして、「まちを活性化したい」という市民の集まり。


「何ができるか」「何をしたいか」を考える


6回のWSが終わった時、

「職員はいい仕事しているか?」という問いに拍手が起こり、

涙する職員もいた。


その中ででた

アイデアを実験するための社会実験を行うこととなった。


2012年12月、

「空き店舗」「大型施設」「通り」「広場」「情報発信」の5チームに分かれ、

市民によるまちなか活動「フクノワ」を開催

https://www.facebook.com/Fukunowa


「空き店舗」

参加者の話に耳を傾ける「まちかどの聞き屋さん」。

       現在「こもれびカフェ」に発展。


「大型施設」映画館でローマの休日を上映、

       付箋でオードリーヘップバーンを描き出した。


活動してくれるコーディネーターも新たに発足。



その後、職員たちは、

「意見をまとめられるようになるにははてなマーク

「意見を引き出せるようになるかはてなマーク」など知りたくて、

自費で三重県まで1泊2日研修に来て

「ファシリテーショングラフィック」を学んだ。



大切なのは、

活動を楽しめているかはてなマーク

一生つきあえるような人と出逢えているかはてなマーク

人生が豊かに思えるかはてなマーク



◆「フクノワ」プレイベント


1月26日(日)11:00~16:00


リム・ふくやま6F(福山駅から徒歩5分)

http://rim-f.jp/access/


フクノワの5チームのこれまでの活動展示や

説明、オープンミーティングなどをするそうです。


取材、見学 大歓迎音譜


※過去のフクノワについての資料配布



◆第4回 「フクノワ」社会実験


2月1日(土)10:00~


リム・ふくやま、その他まちなかエリア


絵本にちなんだイベントやもちつき、おみくじなど


取材・見学大歓迎


※詳細は、公式facebook

https://www.facebook.com/Fukunowa







◆2012

観音寺まちなか再生プロジェクト(香川)


商店街の50~70代の50人の人達から

「ここには、何もない」と言われ、

実際に商店街を見ていると、


「下着屋の中にケーキ屋がある目


もともと下着屋だったところへ息子がパティシエになり、

店を出す資金節約の為、

親の店の中に出店したとのこと。


下着を買って、ケーキを買う、

サイズが合わなくなる右矢印

下着を買う右矢印 にひひ


他にも、「クリーニング店の中に餃子店」などあり、


「ショップ イン ショップ」がオモシロイビックリマーク


全部の店を「なるほどこういう組み合わせか」と

感動できる商店街にしては?と提案、


若い人からカフェや雑貨店をやりたい人を

お店へ入れてもらえる了承を得た。


次に「若い人と出逢う方法を考える」方法をWS

1年かけて話し合ったが、答えは見つからなかった。



WS終了後の飲み会を楽しみに参加している商店主が多く


目的は、WSなので

するなら、ランチミーティング、「飲みの誘いは禁止」とした。


すると、1人で飲んでいるのはさみしいと、

ある商店主が、スマートフォンで、

「今宵もはじまりました」と、

自分が飲んでいる状態を

facebookで写真をアップしたところ、


実は、飲みに行きたかった他の商店主達も、

「今宵もはじまりました」とつぶやくようになった。

  ダウン

https://www.facebook.com/koyoi541



香川県観音寺市でのプロジェクトにも関わらず、

全国の人達が

「今宵もはじまりました」に参加し、そこで会話しながら、

全国の人達が飲むようになってきた。


商店主たちは、「自分達が全国から注目されるようになった」と

少し勘違いしてしまい、


ユーストリームを使って「今宵TV」というテレビ番組を始めてしまった。


http://www.ustream.tv/channel/%E4%BB%8A%E5%AE%B5tv


公民館などでお酒を持ち寄り、話しているだけなので、

観音寺の人なら、会場がわかるから、

見ている人も酒を持ち寄り、若い人まで、参加するようになり、

イベントまで開催。

(番組は見ている人より、参加している人の方が多いにひひ)



商店主のおじさん達は、

「若い人とは知り合えない」という結論に至ったのに、

番組やイベントで徐々に知り合い、


カフェや雑貨やをやりたいという人が現れ、

「あなたもお店を開きませんかはてなマーク」という

チラシをまいて公募をはじめるなど、


2つずつ、店が入っているという商店街を

つくる活動が始まっている。


仏壇屋の中央にビリヤードがある店も

できているそうだ 目


スタッフ証や

誰が買うのか、

ちょうちんなど「今宵もはじまりました」グッズも

作ってしまっている。







◆2012.12

草津川跡地プロジェクト(草津市)

http://www.city.kusatsu.shiga.jp/kurashi/toshikeikaku/kusatsugawaatochi/newsletter.html






ワークショップのデザインの仕方

●テーマカラーの設定


 (川をイメージして水色)

 チラシ、資料、付箋、コーン(机上で使用)、

 ネームプレート等に使用


●参加者募集チラシの作成


 参加してもらいたい層の人が

 手に取りたくなるもの⇒

     持って帰りたくなるものをつくる


 (30~40代子育て中の女性/

 ブランド風ではなく、若干ゆるくする

  自分達と関係があると思わせる)


・ チラシが置かれるラックの大きさ A4

・ 上部1/3に情報を書く

  (下部はラックに置かれた他のチラシで隠れる)


 チラシ等は、自分たちのイベントに近いレイアウトの

 美術館のチラシをまねる所から始めると良い



●配布資料の工夫


 資料が重なると1冊の本になるような仕組みづくり

・ページ番号を通しにしておく


●ワークショップ中の工夫


・説明時に使用するパワーポイントの色も揃える



・参加者の意見を色に分けて付箋に書いてもらうので

 付箋の色でパワーポイントや資料をつくると

 どんな意見があったのか直感的に理解できる

 

 (参加者が自分の意見が資料のどこに入るのか

 期待するようになり、次回のWSに来てくれる)



・各グループの意見を即座にまとめ、

 ビジュアライズできれば、

 参加者に意見を視覚的に見せることが可能になり、

 

「あっ、それだったら、もっとこんな意見を出したい」

  という気持ちにさせることができる。


(議事録のような文章で振り返るものより

 視覚的にわかりやすいものがよい)


・参加者が減っていくワークショップはその理由のひとつに

 デザインのまずさがあるかもしれない

 (おしゃれか、おもしろい人が集まるか)





▼資料例

http://www.city.kusatsu.shiga.jp/kurashi/toshikeikaku/kusatsugawaatochi/newsletter.files/50f62983002.pdf   




そして、この後、

会場内で、席の近くの人たちで、

講演会の感想などわかちあうWSを体験して終了。







(参考)


▼第25回ふるさとまちなみデザインセミナー報告書

 「人がつながるまちづくり」(H2510.25)


https://www.pref.yamanashi.jp/toshikei/matinami/dezainsemina/documents/h25seminahoukokusho.pdf#search='%E8%8D%89%E6%B4%A5%E5%B7%9D%E8%B7%A1%E5%9C%B0%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97+%E3%81%A1%E3%82%89%E3%81%97'






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