どんなお弁当でも美味しく食べる方法 |  50代 海辺の1人暮らし 小さく少なく 大切に

 50代 海辺の1人暮らし 小さく少なく 大切に

娘が巣立った後、1人暮らしが始まりました。
20代の1人暮らしとは、ひと味違う生活。 
衣食住、海、花、音楽、食べる事、老化との共存(笑)などなど
好きな物を中心に書いています。

   
   
       

 働き始めた頃、

「君のお弁当って真っ黒だね…。」

と同僚の男性に、あきれた顔で言われた事があります😓

 

 

確かに申し訳程度の卵焼き、ウインナー、ミックスベジタブルがのっているだけで、

ほとんどはのり弁で占められていました。

 

 

(ふんっ💢ママに作ってもらっているくせに。私は自分で作っているんだから😤)

 

 

 

後から考えるとそう言い返してやればよかったと思いましたが、実際は

「うん。私、のり弁が大好きなの。」

と答えていました。

むっとすることを言われても、とっさには反撃できないんですよね、いつも…。

 

 

 

でもそれは負け惜しみではなく、人生最後に食べるのはのり弁かアジのひらきか、本気で迷っているくらいです😋

 

 

子供の頃土曜日は半日だったので、家に帰って屋根に干した布団の上でのり弁を食べるのが本当に楽しみでした。

 

朝のうちに母に作っておいてもらった、お醤油のしみた海苔2段重のやつが最高!💖

(蓋に海苔がくっついてしまうと最悪💧)

 

 

外で食べると、なぜか何でもおいしく感じるのは私だけでしょうか。

(普段からたいていのものは美味しく感じますが。)

 

 

「外」の定義の中に車の中を入れると、かなりの数のお弁当を外で食べてきていました。

 

 

 

子供の頃は祖母がやっていた「海の家」で夏の間中ラーメン、焼きそば、カレーを日替わりでお昼ご飯にしていました。

潮風に吹かれて、海を見ながら🏖

 

 

青山に勤めていた時は贅沢な事に、絵画館の前の階段で同僚たちと、やはりのり弁をほおばっていました。

そう言えば靴まで脱いで、解放感に浸っていました。

 

 

ダイビングの合間に仲間と船の上や浜で食べるお弁当は、これ以上の幸せはないと思えるほどの味でした💕

水に入った後って、お腹と背中がくっつくほどお腹が減るのです。

 

 

自分で作っても、誰かに作ってもらっても、買ったものでも外で食べるお弁当は5割増しに美味しく感じられます。

 

 

新学期はまだ周囲の様子がわからなくても、探してみると意外にいい場所があったりするものです。

100均の折りたたみ椅子さえあれば、即チェアリングタイム👍

 

 

外に出られない場合でも、私はなるべく窓の景色が見える所でお弁当を食べるようにしています。

 

 

それだけで、お昼休みが本当のリフレッシュタイムになるからです🍋

 

 

ただ…。 

 

 

私の住んでいる地域は、気を付けないとトンビに盗られてしまう事があります。

必ず後ろから持って行かれるので、「トンビに背中を見せるな❗️」

が合言葉です。(仲間内だけで(笑)😆)

 

 

海でチキンバーガーを食べていたら手に衝撃を感じ、

 

「ん⁉️」

 

と見てみると、なんと中身だけ無くなっていた事がありました。

 

すごい技です‼️‼️

 

「チキンだけ盗られた~!共食いだ~!アフターカーニバル!」

と騒いでも後の祭り。

(超くだらないけど、これも仲間内のギャグで、後の祭りをアフターカーニバルと言っています(笑)😆😆)

 

美味しいものを人間が独占し過ぎなんでしょうね…。

  

 

 

現在もお弁当は職場から車に戻って、ゆっくり食べる事にしています。(話す事が仕事なので、1人になってプチ充電です。)

 

 

空や花を見たり、水浴びするスズメを眺めたり、車のフロントグラスをつたう雨粒を目で追ったり。

風の匂いも、ご馳走の1つになります。

 

 

と言う訳で、のり弁とおしんこだけでも毎日大満足なのです✨

 

 

最後までお読み頂き、どうもありがとうございました