■3ヶ月の為替スワップによる時限付き牽制にすべきだった | ◎ 浮輪浮遊録 ◎

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★「では、どうするか」が、視点のブログです。/ ★ 更新:【 第2 水曜 】、他・随時更新。(2010年9月15日 開設)

 

この度、日韓通貨スワップが再開されました。
本日は、このことについて述べたいと思います。

 

◆最悪でも3ヶ月の為替スワップによる時限付き牽制にすべきだった

前回の日韓通貨スワップ終了後に、韓国は再開を望みました。
しかしながら、釜山大使館前の慰安婦とも称される戦時売春婦像設置により韓国の目論見は頓挫しました。

韓国が韓国側慰安婦財団解散という事実上の合意破棄や大使館前“慰安婦”像によるウイーン条約違反を是正しない等々の国際的狼藉を働く中で、通貨スワップは甚だ問題があります。

さて、米国がウクライナ対応を抱えるなか、対中警戒を維持しなければいけません。
そのため日韓情勢の鎮静化を目論見、対日圧力をかけたため軍事面で対米依存度の高い我が国は米国からの圧力には抗しなかったのでしょう。

しかしながら、米国の圧力があったとしても、最悪でも3ヶ月か6ヶ月の中央銀行間の為替スワップに止めたいものでした。

そもそもが、現在、米国は韓国と通貨スワップと為替スワップ双方を行っていません。

この事実に即せば、最悪の対韓譲歩を行ったとしても、3ヶ月の為替スワップで十分なのです。

韓国はダメ元で数年間の米ドルによる通貨スワップを吹っ掛けました。
そのため、通貨スワップ確定までは大人しくしていました。
通貨スワップ確定後は、直ちに竹島で軍事演習をするという通常の韓国に戻りました。

だからこそ、3ヶ月の為替スワップに止め、『3ヶ月単位で韓国への牽制を継続』することが最善だったのです。

こうすれば、日米韓三国全ての顔が立つことにもなりました。

◆原理原則を破ったことが最大の間違い

昨今の日韓関係の不和は日韓条約で解決済みの問題を、韓国が蒸し返したことに根本の問題があります。
日鮮合邦期に日系、鮮系双方に課された徴用(しかも鮮系は大戦末期まで優遇されたいた)にもかかわらず、強制労働と嘯いております。
当時は日鮮両系国民に義務として徴兵、徴用を課していたのです。

今回、日韓条約に触れることなく、韓国企業等から基金を募るということに重大な疑義を抱きます。

この度の、本邦宏池会政権が韓国側の策謀に対し根本的問題点を指摘しなかったことは、
重大な過失といえます。

そもそも、『条約で定まった解決方法を韓国側が完全に無視』していることを指摘しないことは、子供の使いに等しい愚かな行動です。
これは、条約を自ら無効化するに等しい愚策で、慙愧に堪えません。

なお、我が国の排他的経済水域内での韓国軍艦による海自哨戒機への火器管制レーダー照射事件をも不問にするとは理解に苦しみます。

本件は韓国側発表を時系列に精査すれば、韓国側の虚偽が確定するのにもかかわらず、対特亜特有の『子供の使い対応』になったのはあきれるばかりです。

 

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