母から木綿やウールの単衣の着物をいくつか、そして同僚のお母様からウールの単衣の着物2着を頂いています。

家で洗えるはずなので、着物を着て家事をしてみよう。

外出する勇気はまだないので、まずは一日中家にいる日に着てみます。
一日着てみて着崩れ程度を知りたいのと、トイレなどスムーズに行けるようにならないと(←大事!)外出が怖いので。

先週末に初トライ。
母から譲り受けた絣の木綿。
補正は腰だけにしました。
帯はまたまた開き名古屋。
リバーシブルの帯なのですが、リバーシブルってお太鼓を横から見た時に、裏にした面がチラ見えしてしまいました。見苦しくないように締めるには技術が要るかも知れない。

しつけが付いたままだった絣の木綿。
焦げ茶に黄色、白、緑です。

母が仕事中に着物を着て夕飯を作り、母を出迎えたら…二度見。
「和カフェみたい!」とのことでした。笑
月一度の着付け教室へは挫折せずに通っていまして、どんどん楽しくなってきました。
名古屋帯までは結べるようになり、次回は袋帯。

先生はかなり研究熱心な方で、様々な着方からいいとこ取りしたりご自身で編み出したりした独自の着付け方法で教えて下さいます。すると、最初からシワなく綺麗に着れてびっくり。
独自の方法だから、市販の着付け本を参考にすることは出来ません。教わりながら、ひたすらメモします。

また、外出先で着崩れを直す時など必ずしも鏡があるとは限らないので、鏡は仕上がりチェックくらいでほとんど見せてもらえません。
「体で覚えるのよ」と。

「ス、スパルタ~」と思っていたんだけれど…今日自宅で練習していて、鏡を見ないどころか目をつぶって帯を締める自分がいた(笑)

織りの開き名古屋は初めてで、折り加減、締まり加減が分からない。手の感触に集中するために目をつぶっていたのでした。
この帯に慣れてくればそんなこともなくなるとは思いますが、とにかく、着付けは手で体で覚えることが大事だと実感しました。
出来映えは悪くない!
これなら外出出来るかも?
ちょっと帯がズレているけれど。
肩の縦のシワは自撮りのためです。

胡桃色などの帯締めもいいかなと思ったけれど、持っていないから仕方ない。
帯揚げと帯締めは沢山欲しくなります。
お太鼓の形は帯締めだけで保たれているから、帯締めは良いものを手にした方がいいらしいです。しっかり締まらないと、最悪お太鼓が崩壊するとか…。
良いものを少しずつ集めよう…。

祖母から譲り受けたこちらの着物は裾に向かい青が濃くなるグラデーション。
これは付け下げかな…?
グラデーションは柄の上下というのだろうか…。
裾に集中しているさざ波みたいなのは、柄、なのだろうか…。
分からん…。

八掛にはなにかの花。
桜なのかなぁ…。
ハマナスっぽくもある…。
分からん…。
分からないことだらけです。
それにしても、着物やその小物というのはいちいち美しくて感動します。

たぶん衣紋はもう少し抜いた方がいいな…。
衿が浮かないよう調整していると衣紋が詰まっていく。うーん、難しい。
あと難しいと思っているのは帯揚げ。
スキッと折れなくて苦労しています。
練習あるのみ。

髪型は着物に似合う襟足すっきりショートヘアにしてもらいました。
和装、楽しくて仕方ないです。
まずは大切な方のお墓参りへ。
たぶん生まれて初めて手押し井戸を使った!
映画の世界のアイテムだと思っていました。

銚子へ移動。
電車に夢中だった少年期の彼が一人で銚子などを冒険したらしく、その追体験をしてみる。
とりあえず、萬斎ファンとしてはヤマサ工場は外せない。

嘘です。たまたま見かけたので入ってみました。

お煎餅焼き体験したり、醤油ソフトクリームを頂いたり、醤油サイダーを買ったり。
醤油ソフトクリームは黒糖みたいなお味で美味。


ヤマサの工場の近く、たまたま見かけた妙福寺へ。
思いがけなく藤祭り開催中。


美しい…。

父が生きていて母に苛烈だった頃、母の息抜きにと訪れた公園で藤がそれは見事に咲いていて印象に残っています。(癌は人の性格を変えることがあると聞きますが、父もまた癌によるものだったのか穏やかさを失っていました。)

藤は静かな佇まいだけれど、迫力がありますね。


それから銚子電鉄に乗って、外川へ。

「みんな犬吠で降りるけれど、外川まで行くのが通なんだよ。」と彼が言っていたけれど、本当に玄人向き過ぎる…。
冷たい海風。15時に閉館する資料館。
早々に退散。

今回は車と電車を乗り継いで旅しましたが、時刻表が愛読書だった人と一緒だと、乗り換えもスムーズでした!感謝。