長男アツ。
朝、着替えながら
「ユンタくんの本、あるやん。あれにな、ユンタくんが、ズボンを上着で着ちゃう場面があってな。」
「あれかわいかったわ~~~」
と、いいだしました。
ユンタくんとは
たちばなかおるさんの著書のマンガ
私「ユンタくんとソスケ、同じダウン症だよ~」
ア「うん、知っとる。ズボンを上着みたいに着るシーンがあって、あれ思い出して今笑ってしまった!」
ア「あんなん、アツには無理やわ~。体硬いけん。。ソスケだったらできるよなー!。」
ア「ソスケって体柔らかいよなー?なんでなん??」
(会話が連打すぎて、母、入る隙なし。)
私「ダウン症のある人、体柔らかいじゃん。だからじゃん?」←大した説明が子供にできない
ア「ねぇねぇ、かーさん。」
「なんでそういうこと、教科書に載ってないんやろね?」
私「なんで載っててほしいん?」
ア「だって載っとったら、色んな人にダウン症のこと知ってもらるやん?
ダウン症だけじゃなくて、色んな障害の事、それの全部がその人!ってワケやないけど
知っておいてもらったらいいことってあるやん?ソスケのゆっくり成長するよとか首に気を付けよう、みたいな感じで。」
弟にダウン症があると、こういう意見を持つようになるのか
それともアツだからなのか
ほんとだねぇ、そうだねぇと思ってしまいました。
私「看護師さんとかになる人の教科書にはちょっとは載ってるって言ってたよ?」
ア「いやいや!それ、もう大人やろ?そうでなくて、もっと子供の頃からさー!」
ア「知ってたら、ビックリされることも減るかもしれんやん?」
ア「あ、でも知ってたら余計に嫌だーって人もおるかもしれんけどな!ワハハ」
ア「まぁ、それはそれや。」
途中に私の会話が入ってませんが、決して無視しているわけでなく
入るスキがないという。。。(笑
よく喋る・・・・・・(ホントうるさい)
ダウン症の顔つきとかは有名だけれど、
だからどうってのは案外知られてなかったりするもんなぁ
私だってソスケいなければここまで知ろうとしなかっただろうし
って、全部が当てはまるわけじゃないけど
と、思いながら聞いていると
「あ!今日はポケモンの日やーーー!!めっちゃ楽しみーー!想像しただけで楽しみー!!!」
「ねぇねぇ!かーさん!ゲームしていい???」
いつものうるさいだけのアツになっていました。
「差別する」という意識が芽生える前に知ってもらうこと
これが良いのかどうなのかはわからないけれど
なるほどなぁと思った朝でした
この子たちから学ぶことが多い私です