鉄道旅 〜 仙台→新庄 快速ゆけむり号/ パート1 | なすの258号のブログ

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東京から、東北新幹線を北上して、仙台に着きました。
この鉄道旅を計画するのにあたり、この仙台から面白そうな臨時列車が無いかな?と思い、時刻表を調べていたら、仙台から陸羽東線を経由して、新庄までを走る、快速ゆけむり号という列車を見つけました。

全席指定の快速列車で、すでに週末パスを持っていた私は、指定席券だけを購入すれば、乗ることができます。

新幹線のコンコースから、一旦改札を出て、臨時快速列車の指定席券を、マルス券で買おうとしました。

最初、画面上の“指定”を押せば、出てくるのかなと思いきや、それは在来線の特急列車の指定席券の画面が出てきてしまいました。快速列車の指定席券の買い方が、どうしても分からなかったので、係員のいる所の改札で、係員に聞いたら、“乗換案内”をタッチすると出てくる、というのでやってみました。

すると、乗る列車の日付と時間帯などを入力する画面が出てきて、そこで、快速ゆけむり号の指定席券を買うことができました。

快速ゆけむり号が、仙台駅を出発するのは、9:37発。

その列車が入ってくるホームで、待つことにしました。


仙台では、南東北地方の主力電車 E721系をはじめ、仙石東北ラインのハイブリッドディーゼルとも出会いました。


快速ゆけむり号は、石巻行きの仙石東北ラインが出ていった後に、入線してきました。


快速ゆけむり号は、キハ110ですが、外観はレトロ調にアレンジ。
形式が、112-3 というのは、キハ110系のなかでも、最初に造られた車両で、スカートの形状が、八高線のキハ110系と比べてみても、その違いが一目瞭然かと思います。



車内の座席が、リクライニングシートなのに驚きました。


座席に腰を下ろし、列車の出発時間を待ちます。

そして、9:37。仙台駅を出発しました。


仙台駅の前後は、新幹線は愚か在来線も、カーブを描きます。

新幹線の高架下に延びる線路は、仙山線のもの。



仙台の車両基地から、品川行きの特急ひたちとすれ違うと、仙山線が東北本線を跨いで行きます。


仙山線の下を潜れば、車両基地が見えてきます。


岩切で新幹線の下を潜って、線路は少しずつ海側へ。

塩釜を過ぎると、松島の海と仙石線が寄り添ってきてきます。



仙石線は、東北本線を潜って内陸に行ったり、再び海沿いに出たりと、東北本線と絡むように並行します。

そして、仙石東北ラインの通る、東北本線と仙石線との連絡線が分岐していきます。


交流電化の東北本線と、直流電化の仙石線。
同じ電化方式でも、電気の種類が違うと、線路は繋げても、架線は繋げられません。


10:01 松島に停車。


快速ゆけむり号は、仙台から小牛田までは、東北本線を走ります。

列車に揺られていると、気づけば夢の中へ。
小牛田に着く手前まで、眠ってしまいました。


小牛田は、陸羽東線のほかに、石巻線も分岐するので、構内には車両基地があります。


基地には、見慣れない車両や、びゅう風っ子の姿もありました。


小牛田には、10:20着。


小牛田では、5分間の停車時間がありました。