ディーゼル機関車 DD13形とDD51形 | なすの258号のブログ

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大宮の鉄道博物館では、開館当時から展示保存されていた、DD13形ディーゼル機関車がいましたが、EF55形電気機関車の展示とともに、博物館の外に出され、大宮工場で保存されていました。
でも、今年から、再び博物館の方に戻ってきました。
DD13形ディーゼル機関車は、車両基地や貨物のヤード等で、車両の入れ換え用に用いられる、ディーゼル機関車です。
今では、DD13形からDE10形に引き継がれ、さらにハイブリッドのHD300形へと、入れ換え用のディーゼル機関車は変わってきています。
DD13形やDE10形など、入れ換え用のディーゼル機関車は、運転台が真横に設置されています。
これは、車両基地のなかを行ったり来たりするので、運転台を真横に設置した方が、効率が良いからです。

ちなみに、京都鉄道博物館にある、こちらの物体。
元々は、東海道新幹線用に用いられたディーゼル機関車ですが、こちらも在来線のDD13形ディーゼル機関車を、新幹線の事業用として改造されたものです。
下の自動連結器は、貨車などを引くための連結器ですが、上に向いている密着連結器は、新幹線車両を牽引するための連結器です。
DD13形ディーゼル機関車は、凸形の機関車ですが、そんな凸形ディーゼル機関車の代表格といえば、京都鉄道博物館のDD51形でしょう。
こちらは、かさ上げ展示されているので、他の場所へ移動することはできませんが、機関車の下に潜れば、ディーゼル機関車の台車や、エンジンから動輪に伝えるシャフトの様子なども、伺うことができます。
DD51形は、本線用のディーゼル機関車なので、運転台は、前後に配置されています。