初めてクラシックバレエを観に行ってきました。
ロシア・ナショナル・バレエの「眠れる森の美女」。
音楽はチャイコフスキー、振付はプティパ。
私はバレエを習ってはいなかったので、バレエの見方が全くわからないので超不安でした。
だってグラン・パ・ド・ドゥとかも「なんやねん」って感じですし。
でもわからないなりに、楽しんできました★
学者である岩月謙司さんが書いた本で、
おとぎ話を心理学、あるいは社会学的に分析するというようなものがあって、
それを読んだことがあります。
眠れる森の美女のオーロラ姫に花束を渡した邪悪な妖精カラボスは、
実はオーロラ姫の母親だったのではないかという説。
変な男にひっかかることを避けるために、
わざと、一番旬な時期に男性との距離を置く。
それは、とっても素敵な男性と出会うための方法。
そういう内容だったような気がします。まちがっていたらすみません。
初めてのバレエの感想としては、
ソリストの女性のみなさんがとても美しいこと。
衣裳のデザインや身体の動きがそれを助長してるんだと思いますが、
すごく女性としての身体のラインが、色っぽくて美しいんですね。
ドガのバレエダンサーのいくつかの絵を思い出してはいましたが、
やはり晴れ舞台とあって、ドガのあの陰りのある色彩とは結びつかない
華やかさがそこにはありましたね。
また、デジレ王子の、ブロンドヘアと白タイツの典型的な王子様っぷりに
とてもうっとりしました笑
そのダンサーはイケメンなのですが、
体格が、体脂肪率はきっと低いのですが、なんせマッチョ体質なので、
ジャンプの重々しいことw
そのあとに見る女性のジャンプの可憐さがすごく対比して見えました。
それから、やはり衣裳が美しい。
特にリラの精の衣裳は格段に煌びやかでキレイでした。
最後に、婚礼のシーンがあるのですね。
それで、長靴をはいた猫カップルや、
赤ずきんちゃんと狼カップルがでてくるんです。
その猫カップルがとても愛らしい。
なんというか、ダンサーの身体の動きに猫らしさがプラスされているんですね。
また、女の子ネコの男の子ネコに対する扱いがぞんざいなのも、面白い。
それから、青い鳥とフロリナ王女の掛け合い(これをパ・パ・ドゥと言うらしい)もよかった。
その青い鳥が、デジレ王子と違って、体格が中性的なんですね。
だから、男性なのに、とても艶めかしい動きをし、またジャンプも軽い。
「ジャンプも軽い」をバレエ用語に変換するとどうなるんだろ。
それから、私は個人的に青色が好きなので、
フロリナ王女の衣裳がもう綺麗な色をしていたことが印象的でした。
またバレエを観る機会があれば、行きたいなって思いました♪
このブログを書いた人↓
本を出版しました!