※ 自作PC 自作パソコン ノイズ対策 電磁場 電波 磁場
<目次>
・ PCケースを自作するときにノイズ対策をどうやるか?編
・ ノイズ対策に使える安価なもの (PCケース編)
・ 電波+磁場 = 電磁波 (対策編)
---- PCケースを自作するときにノイズ対策をどうやるか?編 ----
@ 基礎のキ
・ 絶縁処理はどうすればいいのか?
「ゴム属性の」とか「絶縁テープ」とか 電気を通さないOOXXシリーズ。
ビニール属性のガムテープ < ビニールテープ < ゴム属性、絶縁テープ (強さ)
<身近な物>
・ テープ系
・ ゴム風船を切る
・ ゴム手袋を切る
・ ゴムっぽいシート
・ プラスチックのふたとか。など。
● アルミ板、アルミホイル
・性質: アルミは電波を遮断できるが、磁力を遮断できない。
・必要な厚み: 0.100mm
・アルミホイルの厚み: ふつうのは12マイクロ、 バーベキュー用で60マイクロ~35マイクロ
・アルミロールの厚み: 0.100mm~0.200mm
● スチール板、スチールロール
・性能: 鉄板と同じ。 磁力も遮断できる
・スチールロールとは?: ホワイトボードに貼り付けてるシートとかが中身0.050mmらしい
● アルミ缶、スチール缶
・アルミ缶: 0.100mm
・スチール缶: 0.150mm
● 缶入り★クッキー、缶入りのおせんべい (ならいけるんじゃね?)
・ アルミ板を買うよりは、そっちを拾うなどしたほうが確実に安いです。
・ 3mm厚のアルミ板とかになると、そんなカンカン缶缶というのはお菓子用のはさすがにない
・ 適度に歪曲する(わいきょくする。紙みたいに。)って訳では無いんで、
缶入り★クッキーがそのままPCケースの材料になる場合というのは限定的
● 厚みについて
・ お菓子の缶のように、厚みがあったとしても 0.02mm?の隙間があるとそこから漏れるみたい
・ 「 コ 」 <<< こういう感じだったら「 L 」字の角カドとかの遮断率は高くなる
・ CPUとグラボから発生する”電磁力”を PCケースの内側で鉄板で吸収すると◎
PCケースはさらにカットしたり、磁力や内側からの電波が漏れる方向を操作するとかが主になる?
・例: 袋みたいな状態にすると、電波の遮断率は高くなる。
● 穴の位置
・トップフローのCPUクーラーな場合
真上に穴を空けるだけでは意味が無く、結局は掃除機みたいに
ダクトになっていないとダメ(排気を吸い込み難い構造)
・穴の数を減らすというかは、
配線用の穴というのをなるべく減らす
CPUクーラー用の吸気穴というのを作らずに済ませる、
前後左右の全てに穴が開いてるw っていうのだけは避けたいところ。
---- ノイズ対策に使える安価なもの(PCケース編) ----
● 電波を遮断できる
アルミホイル、スチール、ステンレスなど、特殊素材
● 磁力を吸収できる
スチール、スチールウール(マグネット/磁石がくっつく系) 、特殊素材
● 材質説明
・銅:
銅だと高額になる。 (電波、磁力の両方OK)
・アルミ:
バーベキュー用のアルミホイルなら0.040m(40マイクロ)~
アルミシートなら0.200mm
アルミは電波だけ遮断可能 (磁力はムリ)
・スチール(鉄)、ステンレス:
スチールシートがやたらと高い。
お菓子の缶とかから手に入れた方がいいかもしれない、
・スチールウール:
やっぱり効果があるようです。
ただしスチールウールは電気を流すと燃えるので、生では使えません
確か火花程度でも燃えたwはずで、幅広の荷作りとかで使うテープで封をするとかが要る、
隙間を(すきまを)うめるのに使えるかもしれない
・針金(はりがね)
銅線の中身って意外と売ってなかったりする。
---- 電波+磁場 = 電磁波 (対策編) ----
● 電波を漏らさない対策
手に入る物のなかでは、アルミが最高。 スチールよりも反射する。
ただし電波は遮断が難しく、
ビニール袋のような状態になると、ようやく携帯電話が圏外になる
巻きつけるというかは、 2周程 巻きつけてから四辺を折り曲げて封をするそのくらいじゃないとだめ
● 磁力を弱める対策
・アルミでは磁力をあまり吸収できない
・実は 空気の壁ってのが結構つよいらしい。
・スチールは(鉄は) 磁力を吸収することで外に漏れる分が減るということだと。
・トタンの板だと(トタン=はがね、鋼に鉛メッキでサビ防止) 鉄ほどは磁力を吸わないから、電気を通しはするんで静電気を逃がすなどでのアースとして使うとかはできるが、PCケースのインナーシャツ(肌着的な)として使う場合は トタン板は向いてない可能性あり。
● ノートPCが冷える理由は
クロック数が低いから。 TDP50W~になると
CPU(マザーボード)の空間が、ノートPCみたいに空気のこもり易いかんじになると ケース内の室温が加熱されてしまう。そのためマザーボードの箱くらいな 空間サイズがないとだめ。 ただしCPU回り関係以外は基本的に加熱されないんで(M.2は例外)