松田珠江 tama工房通信 -12ページ目

松田珠江 tama工房通信

人形作家松田珠江の作品展示を告知します。

8年振りの個展です。

楽しくのんびり生活して、のんびり創るってやってたら、

あっという間に8年です。

びっくりです。

 

一日の時間の長さが、どうやら今現在24時間ではないという噂もありますし

あっという間に一日が終わっていくことを考えると

それもまんざら嘘ではないだろ、って考えたりもします。

 

とにかくあっという間の8年でした。

当時は・・・・

まだブログやSNSもやっておりませんでしたし(^^)

ちょっと今回、懐かしさも手伝って写真だけでも載せてしまおう!・・・ということで…↓

『時の無い部屋』

うーん、階段好き。やはり時間というものは無いのね・・・・

 

8年前の個展の作品でした・・・・(^^;)。今回は出展は致しません。

いづれ備忘録として過去の展示も書いていこう・・・。それはそれとして、

しかし今回の主題は今週末からの個展、個展!

 

さて、本題の今回の個展について。

『Ladder』 

素敵なDMを作成して頂きました、この場を借りて深く御礼申し上げます。

 

 

コルメキッサ様にて、個展『福音』を開催致します。

 

2022年8月26日(金)~9月3日(土)  29日休廊

13:00~18:00

 

横浜市青葉区つつじが丘36-7 経隆ビル4F

最寄駅は東急田園都市線の青葉台、またはJR横浜線の十日市場駅です。

徒歩13分、バスでは「しらとり台」下車すぐです。

 

『福音』・・・・

ここでの『福音』とは、キリスト教における聖典についてのお話ではありません。

ここでは”喜ばしい、よい知らせ”のことを表しています。

よい音信。またはよい音信をもたらす者。良い便り、喜ばしいおとずれ・・・・・

 

この数年、私達は得体の知れない何かに圧迫されるように生きることを強いられて来ました。

しかし、私達はそれすらも自身の力で変化させることができるのです。

何故なら、私達自身が福音だからです。

私達一人一人が”善き知らせをもたらす者”。

もう一度、奪われたかにみえた力を自分自身に取り戻す時。我々の内なる力。

 

喜ばしいおとずれ。

それは他人から与えられるものではなく、自らの内奥から溢れ出て全てを満たす内なる光。

 

『White Dragons Son』 70cm 石塑粘土、絹糸、グラスアイ

White Dragonの背に乗って夢の中に現れた少年。

 

『Dragonとの邂逅』  木塑粘土、砂、木、ローズクオーツ

少女はDragonとの出会いを通して自らの女性性を獲得して行きます。

Dragonは小さな宝物をそっと少女に手渡しました。

自分の中の陰と陽を統合する時。

 

『Ladder』 木塑粘土、木、グラスアイ、絹糸、タイル

 

羽を携えた人。そして鳩はアーモンドの枝を運ぶ。

 

古きを温め新しきを知る。温故知新。

『Reborn』 45cm 石塑粘土、グラスアイ、モヘア

過去の作品をもう一度蘇らせたくて大幅に作り替えました。

昔は球体関節ではなく体は布の縫いぐるみでした。そして全てが新たに生まれ変わりました。

 

『白兎』  35cm、石塑粘土、球体関節

 

『猫』 25cm、石塑粘土、球体関節

ロシアンブルーのような猫さん。

 

『Amor omnia vincit』愛はすべてに打ち勝つ

ネックレス

 

イヤーカフ

シルバー、コットンパール、陶土

蓮の華は佛教では、泥の中から美しい花をさかせることから

穢れのない神聖な花とされている。

泥水の中から真っ直ぐに一本の茎を伸ばし、泥から出てきても汚れることなく

華麗な華を咲かせる。

このことから蓮の華は清らかさの象徴、神聖な華とされた。

 

蓮の小径。

この径は美しくも狭き径。

 

私達の神聖さ、私達の一番深い内奥にある神聖な宮殿へと続く狭き径。

私達はいつでも問われ続ける。私達の内奥の宮殿におわす愛しき神に。

 

 

 

思い出して欲しい。

私達は何者にも侵されることはない神聖な存在であるということを。

2022年3月25日(金)~4月2日(土)まで

コルメキッサ様にて企画展『空想癖』に参加させて頂きます。

休廊日は3月28日です。

 

 

 

 

空想の世界に遊ぶ。

大好きな絵本の世界で。

不思議な天蓋を超えた先には何があるの?

 


 

絵本の中には、世界を覆う天蓋をくぐり抜けてしまった天文学者。

そこには星々の叡智が溢れていました。

 

 

星々よ、この世界はどこに向かっているの

人形サイズ:約15cm 『天蓋を超えて』

今日から開催されております!

 

2022年2月19日(土)~2月27日(日)

開催時間11:00~16:00

 倉敷美観地区内

ギャラリー十露 本館

岡山県倉敷市本町3-9  TEL 086-423-2357

 

 

今年も美しい街並みの中に作家さん方の素晴らしい作品が並びます。

 

今年もまた代官山アートラッシュ様にて『ポイズン』展に参加致します。

2021.11.10(水)~2021.11.23(火)

AM10:00~PM6:00 火曜日定休 11月23日は定休日ですが祭日ですので営業致します!

 

この数年『ポイズン』展に参加させて頂いておりますが、あ~、あっという間にまた一年が経ってしまった。

という感じです。

そんなわけで、月日の流れの速さがただただ恐ろしくもあり、同時に嬉しくもあります。

 

今回も私のテーマは

Similia smilibus curantur.  似たものが似たものを癒す。 

  

Similia similibus curantur.

 

蛇毒は神経毒、出血毒、筋肉毒に大別されます。

毒を持つ蛇の多くはコブラ科、クサリヘビ科、ナミヘビ科に属する蛇で、蛇全体の種類のうち

およそ25%なのだそうです。なので、すべての蛇が毒を持つというわけではないようです。

 

この蛇はLachesis muta(ラケシス ムタ)、というクサリヘビ科のブッシュマスターを

イメージして創りました。但し実際のLachesisはかなり大きな蛇のようです。

この蛇の毒は赤血球を破壊し血液を止まりにくくするので、大量に出血させます。

また、咬まれた時に毒が静脈に入ると心臓の神経に作用し即死するそうです。

しかし、この蛇は元来自分の獲物以外の対象に対しては大人しく、原生林の奥深くに生息しており、

完全夜行性のため人を咬むことは滅多にないとされています。

 

この蛇毒の持つ毒のパターンは、出血に関する問題や心臓や

女性の更年期の問題に良いとされます。

もちろん毒そのものをそのまま使うわけではありません。

この毒の持つパターンが同じようなパターンを持つ症状に親和性を持つのでしょう。

 

かつて、ギリシャの医師ヒポクラテスが唱えていた類似の法則では、

似たものが似たものを治すという原則に立ち、

健康な人に病的症状を起こさせる作用のある物質は、

病気中に現れる類似の症状を癒すことができるとされています。

 

蛇には、良いイメージを抱く人はあまり多くはいないかもしれません。

しかし、蛇には”邪悪”とか”恐怖”、”醜く唾棄すべきもの”というイメージとともに

またそこには、“智慧を授けるもの”という全く反対のイメージも出てきます。

そして蛇には”水”のイメージもあります。

昔話に出てくる大蛇は大水や洪水をシンボライズしたものだという考察も多々あります。

そして水は多くの生命の源を内包しているものです。

 

私達は、物事を善きもの、悪しきものと断じる二元論の世界で多くの時間を生きてきました。

しかし、世界は、陰陽を表す太極図のように物事を二元論で断じることはできないものです。

 

蛇の毒は私達を害することもあるかもしれません。

しかし同時にその毒は私達を救い、癒すものにも成り得るのです。

 

今一度私達は自然の法則に立ち戻る時が来ているのかもしれません。