法政大学鈴木ゼミOBOG会のご案内
すでにはがきやfacebook等でお知らせしておりますが、こちらでもご案内申し上げます。
日時:平成24年11月17日(土)
時間:18:00~21:00
尚、二次会は予定しておりません
場所:ロイヤルパークホテル
〒103-8520
東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目1番1号
TEL:03-3667-1111
会場へのアクセス:東京メトロ半蔵門線 水天宮前 A4出口直結
東京メトロ日比谷線・都営浅草線 人形町駅より徒歩5分
会費:1万円
問い合わせ:矢部晋法
y.wave.bebe1113@gmail.com
鈴木ゼミGメール
uji.suzuki.zemi@gmail.com
尚、出席の際は、準備の都合上11月3日までに上記Gメールへお知らせください。
多くの先輩方にお会いできることを楽しみにしております。
文責:林
5月29日の授業後記です。
扱った範囲はP.10 L.15 One point ~ P. 11 L.29 ~of their profession. です。
本格的にサブゼミ形式で授業が進んでいます。ゼミのみなさん、このまま一気に一年間突っ走りましょう!
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今回は、p.10のL.15「The old New Left slogan ~」から派生して、鈴木先生が新左翼について説明をしていたのでそのことと、自分なりの考えを書こうと思います。
新左翼の登場は、1960年代末、先進国の高度経済成長が始まった時期。
それまでの旧左翼は、マルクスや、エンゲレスを中心に、資本主義は一部の人だけが非常に豊かになり、大多数の人が貧しくなるというブルジョワとプロレタリアの階級社会になるという論理を主張した。彼らは20世紀中頃まで一部の人々だけ豊かになる社会ではなくみな平等の社会を目指していた。
ところが1960年代末、先進国で高度経済成長が起ると、上位でも下位でもない新たな階層、中間層が登場した。これは労働者が車に乗る、あるいは留学をするといったそれまででは考えられなかった生活を労働者が送れるようになった。つまり高度経済成長によって、革命を起こさなくても自分達の生活や豊かになっていった。そして「革命を起こして国を手に入れなければならない」という主張をしてきた旧左翼は間違いであると指摘したのが新左翼。彼らは階級闘争の代わりに環境問題、人権問題、性問題といった格差を指摘し、文化的な価値の変革を求め、革命を起こさなくてもラディカルな考え方ができると主張した。
こうしてみると確かに旧左翼を批判して登場した新左翼は理にかなっている気がしますが、今一度「共産党宣言」を読んでみると必ずしもマルクスらが唱えていることが間違っているとは言えないような気がします。
「共産党宣言」では、マルクスがこれからどのような社会になるか予言してる部分があるのですが、それはまさに今現在の社会を言い当てています。少し長いですが引用します。
「ブルジョア階級は、世界市場の搾取を通して、あらゆる国々の生産と消費とを世界主義的なものに作りあげた。反動家にとってはなはだお気の毒であるが、かれらは、産業の足もとから、民族的な土台を切りくずした。遠い昔からの民族的な産業は破壊されてしまい、またなおも毎日破壊されている。これを押しのけるものはあたらしい産業であり、それを採用するかどうかはすべての文明国家の死活問題となる。しかもそれはもはや国内の原材料ではなく、もっとも遠く離れた地帯から出る原料にも加工する産業であり、そしてまたその産業の製品は、国内自身において消費されるばかりでなく、同時にあらゆる大陸においても消費されるのである。国内の生産物で満足していた昔の欲望の代わりに、あたらしい欲望があらわれる。このあたらしい欲望を満足させるためには、もっとも遠く離れた国や気候の生産物が必要となる。昔の地方的、民族的に自足し、まとまっていたのに対して、それに代ってあらゆる方面と交易、民族相互のあらゆる面にわたる依存関係があらわれる。物理的生産におけると同じことが、精神的な生産にも起る。個々の国々の精神的な生産物は共有財産となる。民族的一面性や偏狭は、ますます不可能となり、多数の民族的および地方的文学から、一つの世界文学が形成される。」
これってまさにグローバリゼーションのことですよね!!「共産党宣言」は1847年に起草されたものですよ!!つまりマルクスはほんとうに現在の社会を当時から予言していたのです。
そしてマルクスは、「第三章 社会主義的および共産主義的文献」において、階級闘争を主張しない様々な社会主義者を批判しています。
「共産党宣言」を一読して思うことは、マルクスがくだらない社会主義者、社会運動家よりも冷酷な資本家の方が階級闘争を招く遠因になるという強烈なアイロニーを感じるとることができます。
リーマンショック、ユーロ危機、ウォールストリートの占拠などを見ているとマルクスの主張は今また一段と説得力が増してるような気がします。
このように古典の中にも新しい発見ができ、まさに温故知新ですね!
マルクスに限らずこれからいろんな立場の古典的な政治思想書を読んでいき、自分の視野を広げていきたいと思います。
文責:山下
扱った範囲はP.10 L.15 One point ~ P. 11 L.29 ~of their profession. です。
本格的にサブゼミ形式で授業が進んでいます。ゼミのみなさん、このまま一気に一年間突っ走りましょう!
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今回は、p.10のL.15「The old New Left slogan ~」から派生して、鈴木先生が新左翼について説明をしていたのでそのことと、自分なりの考えを書こうと思います。
新左翼の登場は、1960年代末、先進国の高度経済成長が始まった時期。
それまでの旧左翼は、マルクスや、エンゲレスを中心に、資本主義は一部の人だけが非常に豊かになり、大多数の人が貧しくなるというブルジョワとプロレタリアの階級社会になるという論理を主張した。彼らは20世紀中頃まで一部の人々だけ豊かになる社会ではなくみな平等の社会を目指していた。
ところが1960年代末、先進国で高度経済成長が起ると、上位でも下位でもない新たな階層、中間層が登場した。これは労働者が車に乗る、あるいは留学をするといったそれまででは考えられなかった生活を労働者が送れるようになった。つまり高度経済成長によって、革命を起こさなくても自分達の生活や豊かになっていった。そして「革命を起こして国を手に入れなければならない」という主張をしてきた旧左翼は間違いであると指摘したのが新左翼。彼らは階級闘争の代わりに環境問題、人権問題、性問題といった格差を指摘し、文化的な価値の変革を求め、革命を起こさなくてもラディカルな考え方ができると主張した。
こうしてみると確かに旧左翼を批判して登場した新左翼は理にかなっている気がしますが、今一度「共産党宣言」を読んでみると必ずしもマルクスらが唱えていることが間違っているとは言えないような気がします。
「共産党宣言」では、マルクスがこれからどのような社会になるか予言してる部分があるのですが、それはまさに今現在の社会を言い当てています。少し長いですが引用します。
「ブルジョア階級は、世界市場の搾取を通して、あらゆる国々の生産と消費とを世界主義的なものに作りあげた。反動家にとってはなはだお気の毒であるが、かれらは、産業の足もとから、民族的な土台を切りくずした。遠い昔からの民族的な産業は破壊されてしまい、またなおも毎日破壊されている。これを押しのけるものはあたらしい産業であり、それを採用するかどうかはすべての文明国家の死活問題となる。しかもそれはもはや国内の原材料ではなく、もっとも遠く離れた地帯から出る原料にも加工する産業であり、そしてまたその産業の製品は、国内自身において消費されるばかりでなく、同時にあらゆる大陸においても消費されるのである。国内の生産物で満足していた昔の欲望の代わりに、あたらしい欲望があらわれる。このあたらしい欲望を満足させるためには、もっとも遠く離れた国や気候の生産物が必要となる。昔の地方的、民族的に自足し、まとまっていたのに対して、それに代ってあらゆる方面と交易、民族相互のあらゆる面にわたる依存関係があらわれる。物理的生産におけると同じことが、精神的な生産にも起る。個々の国々の精神的な生産物は共有財産となる。民族的一面性や偏狭は、ますます不可能となり、多数の民族的および地方的文学から、一つの世界文学が形成される。」
これってまさにグローバリゼーションのことですよね!!「共産党宣言」は1847年に起草されたものですよ!!つまりマルクスはほんとうに現在の社会を当時から予言していたのです。
そしてマルクスは、「第三章 社会主義的および共産主義的文献」において、階級闘争を主張しない様々な社会主義者を批判しています。
「共産党宣言」を一読して思うことは、マルクスがくだらない社会主義者、社会運動家よりも冷酷な資本家の方が階級闘争を招く遠因になるという強烈なアイロニーを感じるとることができます。
リーマンショック、ユーロ危機、ウォールストリートの占拠などを見ているとマルクスの主張は今また一段と説得力が増してるような気がします。
このように古典の中にも新しい発見ができ、まさに温故知新ですね!
マルクスに限らずこれからいろんな立場の古典的な政治思想書を読んでいき、自分の視野を広げていきたいと思います。
文責:山下
大変遅くなりました。
5月22日火曜日の授業後記です。
扱った範囲は、p.8 6行目「As we will see during~」~p.10 14行目「how these assertions can be made.」です。
今回は、世界の人口減少による、直接的な影響について考えたいと思います。
文献では、今世紀前半に先進工業国において、人口破綻によって労働力不足が起こっています。
そして移民排斥(移民が来ることを拒むこと)が問題になっています。
しかし、21世紀前半の終盤では移民の流入を促進する(移民が来てほしいのに来ない)という、問題に転換していくだろうと予想しています。
ここで、日本における移民問題について調べてみました。
日本経団連は、以前から外国人労働者の受け入れについて積極的な態度を示していましたが、「日本型移民政策」と称した「外国人と日本人がともに、双方の文化・生活習慣の違いを理解しつつ、同じ地域社会の中で支障なく生活していくことが可能となるような環境づくりを進めていく必要がある」という、帰国を前提としない移民の受け入れを提言しました。
現在日本では、看護師などの専門的な知識を持った、高度な人材を受け入れようという動きがあります。しかし、そのような知識のある移民に対する低賃金という報酬をはじめとして、受け入れ態勢が整っていない日本では、高度な人材が来たいと思う状況ではないのが現状です。
制度が整っていない今日の日本では、賃金の安い一般的な労働力しか入って来ないでしょう。そうした労働力をどんどん入れることで、企業のコスト削減を目指し、企業の経営を安定化させるという面でしか働かないように見えます。
このように、一部分でしたが日本の移民問題の現状が見えてきました。
これは日本だけでなく、先進諸国にも当てはまる点ではないかと思います。
文責:林
5月22日火曜日の授業後記です。
扱った範囲は、p.8 6行目「As we will see during~」~p.10 14行目「how these assertions can be made.」です。
今回は、世界の人口減少による、直接的な影響について考えたいと思います。
文献では、今世紀前半に先進工業国において、人口破綻によって労働力不足が起こっています。
そして移民排斥(移民が来ることを拒むこと)が問題になっています。
しかし、21世紀前半の終盤では移民の流入を促進する(移民が来てほしいのに来ない)という、問題に転換していくだろうと予想しています。
ここで、日本における移民問題について調べてみました。
日本経団連は、以前から外国人労働者の受け入れについて積極的な態度を示していましたが、「日本型移民政策」と称した「外国人と日本人がともに、双方の文化・生活習慣の違いを理解しつつ、同じ地域社会の中で支障なく生活していくことが可能となるような環境づくりを進めていく必要がある」という、帰国を前提としない移民の受け入れを提言しました。
現在日本では、看護師などの専門的な知識を持った、高度な人材を受け入れようという動きがあります。しかし、そのような知識のある移民に対する低賃金という報酬をはじめとして、受け入れ態勢が整っていない日本では、高度な人材が来たいと思う状況ではないのが現状です。
制度が整っていない今日の日本では、賃金の安い一般的な労働力しか入って来ないでしょう。そうした労働力をどんどん入れることで、企業のコスト削減を目指し、企業の経営を安定化させるという面でしか働かないように見えます。
このように、一部分でしたが日本の移民問題の現状が見えてきました。
これは日本だけでなく、先進諸国にも当てはまる点ではないかと思います。
文責:林