第六回 授業後記 | 2012・2013年度 法政大学法学部 鈴木佑司ゼミナール
大変遅くなりました。
5月22日火曜日の授業後記です。

扱った範囲は、p.8 6行目「As we will see during~」~p.10 14行目「how these assertions can be made.」です。


今回は、世界の人口減少による、直接的な影響について考えたいと思います。

文献では、今世紀前半に先進工業国において、人口破綻によって労働力不足が起こっています。
そして移民排斥(移民が来ることを拒むこと)が問題になっています。
しかし、21世紀前半の終盤では移民の流入を促進する(移民が来てほしいのに来ない)という、問題に転換していくだろうと予想しています。

ここで、日本における移民問題について調べてみました。

日本経団連は、以前から外国人労働者の受け入れについて積極的な態度を示していましたが、「日本型移民政策」と称した「外国人と日本人がともに、双方の文化・生活習慣の違いを理解しつつ、同じ地域社会の中で支障なく生活していくことが可能となるような環境づくりを進めていく必要がある」という、帰国を前提としない移民の受け入れを提言しました。

現在日本では、看護師などの専門的な知識を持った、高度な人材を受け入れようという動きがあります。しかし、そのような知識のある移民に対する低賃金という報酬をはじめとして、受け入れ態勢が整っていない日本では、高度な人材が来たいと思う状況ではないのが現状です。
制度が整っていない今日の日本では、賃金の安い一般的な労働力しか入って来ないでしょう。そうした労働力をどんどん入れることで、企業のコスト削減を目指し、企業の経営を安定化させるという面でしか働かないように見えます。

このように、一部分でしたが日本の移民問題の現状が見えてきました。
これは日本だけでなく、先進諸国にも当てはまる点ではないかと思います。


文責:林