EP56 家庭教師の経験 | 「CAn」서울←→東京のストーリー

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안녕하시안~

日韓の芸能の経験や自分が感じたものを100エピソードの達成を目指して更新します。

 

  Live a life.

 

学生の時はバイトをしている人が多いと思います。

まず面白いことは日本では「アルバイト」から略してバイトと言いますが、韓国では「알바」(アルバ)と略します。

同じ単語に対して日本では後の言葉を略して韓国では前の単語を略します。

 

ともかく、色んなバイトの中で韓国の大学生で人気のあるのが受験のための「家庭教師」です。

 

なぜかと、

①高収入:

使う時間と比べかなりの高収入で時給で考えると相場の5~10倍くらいになることもあります。

時間に追われてる学生としたら効率のよいバイトです。

 

②人間関係に悩まなくて済む:

接客したり、仕事関連の人ともめたりせずに親と学生だけ考えればよいので人間関係がシンプルで好む場合が多いです。

映画「バラサイト」でも出ますが子供関係で親は先生に対してかなり親切だったり扱いがよい場合が多く、先生側からするとかなりよいです。

 

③特に勉強しなくても、受験勉強した経験をすぐ活かせる:

入試を勉強した経験があれば、教えれる内容も似ていて特に覚えたりすることがなくてもできるので負担が少ないです。

 

 

ここまでよいと、大学生が皆欲しがることになりますが家庭教師をすることは簡単ではないです。

特にソウルの場合、名門大学が集中してやりたい学生は溢れています。

大学のランク、学科のランクなどが暗黙で決まってる韓国ではかなりの名門で学科も人気学科に在学ではないと仕事を探すのは中々難しいです。

 

自分の経験から言うと家庭教師で教えた学生が何人かいましたが、長くやってた生徒は全く勉強に興味のない(?)男の子でした。

条件もかなり厳しく、授業はお父さんの職場の事務所でして毎回を報告して欲しいと言われどうか思いましたがとりあえずやってみることになりました。

初めてすぐ教え子とは仲良くなり義理(?)勉強をすることになりましたが単に知識を教えるよりは彼の悩み相談もしてあげながら一緒に映画を見にいったり飯にも行ったりもして交流を深めていました。

親からは信頼をえられて、当時一人暮らしだった自分を心配してよくいいものをごちそうしてくれたり所有している食堂で授業後に飯を食って帰ることが日常になっていました。

 

教え子はあとで自分のライブに来たり、信頼関係を作っていて勉強も頑張っていました。

あとで音楽活動が忙しくなり教師はやめることになりましたが当時激貧乏(?)だった自分にはいろいろ助かったし、親や教え子からも信頼されてよい経験でした。

この後のストーリーはもっとありますが、こちらではここまで。

 

 

韓国の入試は人生を決める大事なスタートになります。

なので時間と金をかけて教育に熱心な親も多く、平均的には家庭教師に教えてもらう学生の成績は良いほうだと思われます。

 

まあポイントを分かる先生にマンツーマンで教えてもらえたら当然かもしれないが、韓国の大変な格差社会の一面かもしれません。

でも自分的には家庭教師の経験により、誰かを教えることに慣れたり知識を伝える技術を習得できました。

次は日本の専門学校で音楽や語学で講師としても働きたいと思います。

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U CAn

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