鬱病患者は猫を飼え、いや飼うな、どっちやねん | うじのブログ

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愛猫プチさんを飼い始めた。可愛い。むふむふ。
それだけなんですが、ついでに思う事。
鬱病患者で飼いたくて飼えそうな人は是非飼うことをお勧めしたい。
そのメリットはこうだ。
・可愛い。心が安らぐ。幸せになる。
・世話をする必要に迫られるので家事能力が向上する。改善する。重要なのは相手は猫だから多少は融通が利いてくれること。ちょっと猫砂掃除が滞っても我慢して比較的マシなところを選んで用を足してくれる。食事がちょっと遅れてもにゃーにゃー催促して教えてくれる。その他不満があったらにゃーにゃー教えてくれる。何が足りないのか考えるきっかけになって色々考えるのも頭には良さそうだ。まぁ、我が家のプチさんが賢いので助けられている面もあるが。
・犬と違って散歩が要らない。我が家の場合は完全屋内飼いだが、とにかくこっちがやる気が出ないときに散歩に連れて行くなどの過重な労働を要求されない。
まあこんな感じ。副作用で飛び散った猫砂掃除のついでに廊下限定の掃き掃除とか給餌の時の容器洗いのついでに食器洗いを以前よりマメにするようになった。良いことだらけだ。
一方で鬱病患者が猫を飼ってはいけない理由もある。
・猫を不幸にする恐れがある。可愛いと思えないと不幸だ。世話が最低限レベル行えないレベルになるとかなり不幸なことになる。
・にゃーにゃーうるさい。何もする能力が無いときにあれこれ要求されるのは辛い。その上何を要求しているのか解らないことすらある。こちらが鬱だからと遠慮することがない。
・にゃーにゃーうるさい(その2)。能力云々関係無く夜鳴きをすことがあったりする。叱りつけても仕方ないものだったりする。ストレスである。
・にゃーにゃーうるさい(その3)。ご近所に迷惑かけてるかもと思うと辛い。説明能力など当然ないからひたすら小さくなってこっそりゴメンナサイと唱え続けるぐらいしかできない。
・ストレス発散の的にする恐れがある。これは最悪だ。まぁ、鬱病ならストレスは外に向かうよりも内に向かうだろうけれど、人によっては暴力的になる人もいるかもしれない。その時に力関係的に圧倒的に優越なペットが居るのは危険。
・それなりに長い付き合いになる。10年ぐらいは覚悟する必要がある。長くなるとトラブルも色々発生する。
・お金がかかる。大した額ではないけれど、それでも食費と猫砂は最低限、病気になると人よりも治療費がかかる。
・ペットロスの恐怖。過去に飼ったことのない人は相当のショックがあることを覚悟しておく必要がある。私は犬も猫も過去に亡くしているので、多分平気と思って飼い始めた。
・他にも色々ありそうだ。
というわけで、猫を飼うのはとても良いことであり、とても危険なことでもある。
私の場合は今のところ上手く回っている。多分。
願わくばプチさんと私のささやかな幸せ成分が長く続きますように。
ちゃんと最期まで看取ってやらないと。これも生きる動機としての大きなメリットだ。