サムズクラブのハイテク万引き対策がさらに進化していました | 微事ログ・オルタナティブ

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ラスベガスに住むプログラマー、パスカルの日常

会員制激安スーパーのサムズクラブでは、出口でレシートのチェックがあります。

レシートのQRコードを端末でスキャンし、商品も2~3個ほどスキャンして、もし未会計の商品があればエラーになります。

ライバルのコストコでは、まだ手作業でレシートをチェックしており、チェック自体も結構適当です。

サムズのこのシステムは7年くらい前には完成していました。スマホで会計してスマホにQRコードを出すこともできます。サムズはセルフレジの導入も早く、ハイテクに強い感じです。



久々にサムズへ行くと、なんか出口前にゲートができていました。このゲートをくぐるだけで、自動的にレシートチェックが済むようです。チェックが一瞬で終わります。

ゲートをくぐる前に何かをする必要はありません。QRコードとかも読ませません。誰が会計したのか、ゲートをくぐるだけで認識しているようです。

サムズはこれまでのシステムも、他のスーパーと比べて十分に先進的でしたが、さらに一歩先を行った感じです。

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他の店でも動きがあります。ウォルマートなどのスーパーで、万引き対策のために鍵付きの棚を設置する店が増えました。いちいち店員を呼ばないといけませんし、その店員がなかなか来ません。

カリフォルニアでは万引き犯が棚の商品をごっそり奪っていくことが問題になっていました。ネバダ州ではそういうニュースを聞きませんが、実際にはネバダでも起きているのでしょうかね?

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面倒だなぁと思っていたら、Smith'sが折衷案を採用していました。

棚にちょっとしたガードがあり、スライドさせて動かせます。これなら、棚ごとごっそり奪っていくような豪快な万引きはやりにくいでしょう。

正規の消費者としても、いちいち店員を呼ばなくて済みます。