東京は春の陽気から一転、寒い日が続きます。
子どもの衣替えを終えた次の日に寒くなるなんて、テレビを見ていないので知らなかったです
今日は気持ちの話です。
私がまだ19歳看護学生の頃
プラシーボ効果(プラセボ)というものを知りました。
プラシーボ効果とはわかりやすく言えば
頭痛のする人へ『これはとても効果のある最新の頭痛薬ですよ』と伝えて偽薬を投与すると、驚くほど効果があると言うものです。
また、偽手術でも効果がみられます。
このことは、現代の製薬会社の臨床でも調査されています。
もうひとつノージーボ効果とは
有名な実験が1883年にオランダで行われました。
ある死刑囚に実験に参加してもらいます。
その実験とは
人間の全血液量は体重の10%とされていて、その10%を上回ることはあり得るのかを証明したい
と、死刑囚へ死ぬことを告げて実験を始めます。
死刑囚は目隠しをしてベッドに横たわり血液を抜き取るために足の指先を小さくメスで切られ、そこから血液が滴り落ちる音が聞こえるようになっていました。
死刑囚へは、1時間ごとに総出血量が告げられました。
そして実験開始から5時間後、ついに総血液量が体重の10%をこえたとき、死刑囚は死亡していました。
しかしこの実験が本当に知りたかったことは暗示の力です。
じつは血液など抜き取ってはいなかったのです。
死刑囚には、ただの水の滴る音を聞かせ体内の血液が失われていると思わせただけだったのです。
似たようなお話を皆様も聞いたことがありませんか。
他にも
被験者へ熱い鉄の棒を見せて『これをお前に当ててやる！』と告げ、被験者を目隠しし実際には少し冷たい鉄の棒を当てただけなのに当てた部分が大火傷をしたなどの実験もあります。
心の状態が、体に良くも悪くもとても影響を与えるということ。
ハーバード大学ではプラシーボ効果は、咽頭炎・喘息・ヘルペス・腫瘍をはじめとした様々な疾患の60〜90%の効果が見られる、と発表しています。
これは、人間の自己治癒力の最たるものだと思います。
日本語でも【病は気から】という言葉もあります。
そうして気が枯れてくると、私たちは文字通り【病気】になるのです。
【気が枯れる】ことから【ケガレ】という言葉が生まれるわけです。
そしてこの【気】と呼ばれるものは【氣】と書く専門家も少なくないですよね。
今年に入ってから、なんだか自分の気の流れがあまり良い具合ではない気がしていました。レイキで自己ヒーリングをする気にもならない時期でした。
そして、なんだか直感で肝臓と悪い気がしていました。
するとある日、人と並んだ自分の腕を見て『黄色い！』とひやっとしました。
体が黄色い気がしたんです。→つまり肝臓が疲れて代謝が良くないと言うこと。
鏡を見ても、顔も黄色いし白目が曇っている気がします。
そこから、肝臓を休めるためにあらためて食養を強化しました。
それでもなかなかよくならないしそれどころか、疲れやすくもなりました。
だけどある日、ひょんなことから友人にお肌を褒めてもらったんです。
私は単純で言われたことはそのまま受け取るので(例えお世辞でも！笑)、『なんだ、私の肌黄色くないんだ、じゃあ肝臓も悪くないかも
』と、思えたんですね。
』と、思えたんですね。それ以来レイキで自己ヒーリングをすることも苦じゃなくなったし、肌が黄色い感じは気にならなくなり、疲れやすさも無くなりました。
解剖生理学的に肝臓が悪いとどう言う症状が出るかを知っているだけに
【私は肝臓が悪いかもしれない】
と思うことによって、様々な不定愁訴があったのです。
でも多分あの時は本当に肝臓が疲れていたと思うし気の巡りも悪かったんです。
だけど、靈氣と気分で解決したんですね。
人間の思い込みの力ってすごいです。
健康にも病気にもなれる。
物理的なものよりも
ずっとずっと整えることが大切ですね。