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UIPJ活動報告

UIPJは、国際平和について、意見交換を行う場を提供することを目的に、宇都宮大学の学生が中心となり設立しました。
研究会についての詳しい内容は、研究会設立目的(https://ameblo.jp/uipj/entry-12376385154.html)をご覧ください。

11月15日(金)

 

 今回は、野口元郎大使をお招きして、『国際刑事裁判と平和』と題して、ご講演いただきました。

 講演では、国際的な刑事裁判の移り変わりとキャリアの形成の仕方についてお話。加盟国数には表れない国際刑事裁判所の課題などのお話を聞き、大変勉強になりました。また、キャリアは自然に出来るものではなくつくるものであるというお言葉が印象に残りました。

 

 野口大使による講演会の後、UIPJでは、『ロヒンギャの事態に国際社会はどう動くか―迫りくる強制移動への対応―』と題しまして、公開シンポジウムを行いました。私たちは3つのパートに分かれて発表を行いました。

 

1.ロヒンギャの背景と現状

 報告者:アティラ・ナシル、林亮太朗

 <感想>

  シンポジウムの前日に、国際刑事裁判所がロヒンギャの事態に関して管轄権があると結論付けたという記事が出ており、まさに現在進行中の問題であると痛感した。しかし、その情報もうまく取り入れて発表することができたので良かったと思う。

 

2.被告人不在時における補償

 報告者:榊原彩加、松原綾乃

 <感想>

 今回の学びを通して、被告人不在でも補償が出来る可能性がある事を知り、他の裁判が出来ずに被害者が苦しんでいる事例にもいかせるのではないかと思った。また、野口大使が、スリランカで国内裁判所における裁判において国際社会による技術協力が行われているという事例に言及されており、自分たちの事例研究では調べてもいなかったので、自分たちの調べの甘さを痛感した。

 

3.国際社会はロヒンギャの事態に対して何ができるのか

 報告者:山田夏菜子

 <感想>

 初めての学術的発表で緊張したが、良い経験になった。自分たちがロヒンギャの事態における対応としてなぜ国際社会の支援によるローカル正義を選んだかを踏まえて質疑応答にもしっかりと対応できたと思う。

 

 今回の研究発表に向けた準備を通して、現在進行形の問題に取り組む難しさを感じたとともに、専門的に調べることへの面白さを発見できました。今回の経験を生かして、これからも様々な研究に取り組んでいきたいです。

 

 また、シンポジウムの後には藤井広重研究室の先輩方を中心に座談会が行われました。野口大使の貴重なお話をさらに詳しく聞くことができ知見が広がりました。有意義な時間をありがとうございました。

 

 

 最後になりましたが、今回の第2回UIPJ公開シンポジウムの開催に際しまして、基調講演、コメンテーターを引き受けてくださった野口元郎大使、挨拶を引き受けてくださった佐々木一隆国際学部長、シンポジウムの運営をお手伝い下さった藤井広重研究室の先輩方、ご来場いただきました皆様、UIPJの普段の活動を支えてくださっている皆様、そしてお忙しい中、発表の準備等にご尽力くださった藤井広重先生にこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。