宇宙へのあこがれ
今から40年以上前。小さい頃に、星空を観ていたらゆっくりと動く星を見つけました。流れ星ではなく、人工衛星でした。初めて天の川を観た時と同じ位、初めて流れ星を観た時と同じ位感動して、宇宙に行ってみたいと強く思いました。でも、実際には、宇宙へのハードルはものすごく高く、早々と現実を見ることになりました。そんな私にとって、あこがれの存在である山崎直子宇宙飛行士や本気で宇宙飛行士を目指しているタレントの黒田有彩さんも出演するというイベントのことを知りました。その名も「スペースカルチャーパーティー」。一般社団法人 宇宙カルチャー推進協会という団体が発足した記念のイベントだそうですが、始まるまでどんな内容かわからずワクワクしながら開会を待ちました。「宇宙×DJ」、「代表理事のあいさつ」、と続き、いよいよ「トークセッション」。山崎さんと国立天文台の縣秀彦さんの対談です。宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999の話題や、国立天文台のソフト「Mitaka」の紹介、もしも宇宙飛行士ではなくて○○だったら・・・、など、楽しいお話が続きました。その中で、『この先、いろいろな人が宇宙旅行が出来る様になるためには…。「研究者だけではなく、様々な分野の人が集まることで実現する事が出来る様になる」』という事をお話ししていたのが印象に残りました。私自身は宇宙飛行士になれなくても、何らかの形で宇宙に関わることが出来ると改めて観じました。対談の後のブレイクタイムでは、出演者の集合写真撮影がありましたが、山崎さんが「旅するギタリスト」関将さんのギターを抱えるという珍しい姿も。かなり格好良かったです。ブレイクタイムの後は「宇宙×映像」に続いて黒田有彩さんの登場でした。彼女を知ったのはNHKで放送された「宇宙博2014」の特番でした。その後、NHK教育テレビの高校物理の番組や、千葉テレビのレポーター、FM放送の番組、天文ガイドの記事など、いろいろな場面で黒田さんを見ましたが、何と言っても、本当に宇宙飛行士を目指して、そのために会社まで立ち上げてしまったという行動力。凄いと思います。黒田さんは、さらに「アンタレス」というオリジナル曲をリリース。この日は生で「アンタレス」を披露してくれました。ゆったりした感じの良い曲だと思いました。同時収録されているのは、アメリカの人工衛星ボイジャーに積み込まれたレコードに収録されていた「Johnny B,Goode」のカバー曲です。私は早々とあきらめた宇宙飛行士への夢を何としても実現させて欲しいと思います。繰り返しになりますが、私も何らかの形で宇宙に関わって行かれたら良いなと思います。また来年もこのイベントは開催されそうなので、その時は是非参加したいです。