朝鮮で暮らす同級生に手紙 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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朝鮮で暮らす同級生に手紙

10月3日・水曜日】

 朝鮮で暮らす同級生に手紙を送った。平壌、清津、咸興、沙里院に平南、羅津にもいる。昨年、平壌では三〇人前後の同級生と会った。年に二~三通の手紙が楽しみだと言われ、その時はもっと頻繁に、と思った。六月に四月の板門店での南北首脳会談と六月の朝米会談のここでの「興奮」を伝えて、かれこれ四か月ぶり、薄情な同級生をしている。
 数日前の同窓会の幹事会で、平壌での同級生の「飲み会」の写真を見て、懐かしさに、長い手紙を書いた。
「最近、平壌と白頭山から伝えられる思いもがけぬ吉報、書くことがあまりに多く…」、と書きだしたが、それらのことは「労働新聞」に詳しく報じられている、テレビでも繰り返し放映されてるであろうから、「私の一日」を書いた。
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 朝食編、仕事編、洗濯編、買い物編をだらだらと三千字余り、それに先日の幹事会の様子などを付け加え六千字、写真も添えて、A4の裏表二枚、昨年平壌であった同級生に言われた通り「読みがいがある」手紙というか、リポートになってしまった。

 退職して一日やることがなく、ときたま牡丹峰の公園に踊りに行っているとか、〇〇通りのポシンタンの味がどうだとか、孫の世話に追われているとか、そんな日常が書かれている手紙はもらって嬉しい。それで今回はここでの日常生活を…。
 「そちらもこちらも、生活はそんなに変わらないようです。『好衣好食』したからと、けっして心が満たされるわけでもなく、それを羨む歳でもありません。家族仲良く、親しい人とのつながりを大切にし、できることを探し、心安らかに過ごすとができれば、それでいい、そんなことを最近、つくづく思うようになりました。みんな、健康にいいことだけを大切に過ごしましょう」
 自分に、言い聞かすような文で結んだ。
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 郵便局に持って行くと、いつもの職員がいない。
 「DPR朝鮮…韓国じゃないですよね…」、「北朝鮮にも送れるのですね」
 シールではなく、華やかな記念切手を貼って、第一次として二四通、投かん、一通九〇円。日本国内でも八二~九二円、「海」を越えても変わらない。人の行き来も、北海道や沖縄のように気軽になればいいと思った。(金日宇)
*加筆して11月に刊行する『朝鮮学校のある風景』52号で紹介します。