女性同盟の70周年記念公演
【4月26日・水曜日】
前日の芸術サークル競演大会に引き続き、女性同盟結成七〇周年記念公演に行った。
fbを見ると、開場前にすでに「長蛇の列」とのこと、開演二〇分前に着いたが、一階の八〇〇席は満席、二階席も埋まっていた。ロビーには、前日の競演大会の地方からの参加組のものだろう、カラフルなスーツケースが並んでいた。
女性同盟の七〇周年に感極まったのか、客席の雰囲気に圧倒されてか、司会者が幾度か喉を詰まらせていた。
…七〇周年を祝い…五〇〇名が各地で一年間練習を重ね、心ひとつにして公演の幕を開けることができた…。

オープニングの「祖国賛歌」から、合唱、民族楽器の合奏、舞踊、フィナーレの「一つの心を受け継ぎ」まで、一時として目を離せなかった。一世の顧問たちの「金日成首相の導く道 心身を捧げて…」歌声は心に響いた。映像で見る「女性同盟の七〇年の足跡」は、植民地から解放され、民族を取り戻し、自らがまず言葉と文字を学び、子どもたちを立派な朝鮮人に育てるためウリハッキョを建て…苦難に満ちた歳月を笑顔で克服して来た様子がしっかりと伝わってきた。結成当時のスローガンの一つ「よき妻やオモニ(母)になる前に闘士になろう」には、会場のあちらこちらから笑いがもれた。
祖国から教育援助費が送られてきたことをうたった、「祖国の愛はあたたかい」が合奏されると、多くの観客は「ナラエソ(国から)ナラエソ…」と口ずさんでいた。
公演を通じて一世が今、人に伝えたいことは「祖国の恩恵」であり、二世、三世にとってのそれは、ウリハッキョ、子どもたちの教育を奪われてはならないという気持ちであろう。学校への財政的支援、高校無償化のたたかいをテーマにした、「学校愛キムチ愛」、「オモニの気持ちを鶴に託し」などの最近の創作舞踊に大きな拍手が送られた。そして、初級部二、三、四年生がうたう「私たちの未来」には、大きな歓声が沸き上がった。



公演の成果を祝い大きな花束を持って舞台に上がった許宗萬議長の第一声は、「良かったというつもりで来たが、公演を観たら非常に…凄かったです」。
…女性同盟のような組織は世界どこにもない…女性同盟を抜きにして同胞社会の生命線ともいえるウリハッキョを守ることはできない…心の底から感謝する…。
許議長は満面に笑みをたたえていた。舞台の上で、突然議長に手を握られた児童はぽかん、会場はあたたかな笑顔に包まれた。**