四日市の修学旅行生 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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四日市の修学旅行生
924日・土曜日】
 夏休み明けの朝大へ。時折、激しい雨に見舞われた。午後、四日市のウリハッキョの修学旅行生を歓迎するミニライブがあるというので見に行った。 
 出演者とさほど変わらない数の「観客」、二人の生徒が少し遠慮がちに、タンバリンをたたいていた。そんな姿を引率の先生は、スマホに収めていた。スマホを向けるたびに、待ち受け画面の幼児の姿がちらつき、アットホームなひと時だった。
 
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公演が終わると、記念写真だ。
 「舞台の上で…好きな楽器を持って…」。ドラムやギターの希望者がいない。
 「マイクがいいです…ボーカルです」、後の生徒はタンバリンを取り合っていた。
 「トンムたち…タンバリンは学校にもあるのでは?」
 案内をしてきた朝大の先生の問いに、「学校のは、壊れています…」、「そんなこといっちゃ…」。引率の先生は困り果てていた。そんなやり取りに、軽音楽団のメンバーから笑いが漏れ、みんな笑顔で写真に納まっていた。
責任者らしき女子大生が「今日の日を忘れず…四年後、また会いましょう」と一言。「四年後? トンムいつまで大学生をしているつもり?」、「先生? それはまずないな…」。朝大の先生と、バンドのメンバーらに突っ込まれていた。
 朝大の先生・「今週、北海道から…二時半から大丈夫かな…」
 女子大生・「その時は…事前に音合わせもして…」
 この日の歓迎ライブは、四日市の生徒の希望で急きょ決まった。昼食の時間、学食で見なかったが,近くのレストランで四日市出身の先輩がごちそうしてくれたと言っていた。


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 歓迎ライブは、最後の日程だ。雨の中、生徒たちは校門を後にしていった。所用を済ませ、大学前のバス停に行くと、先ほどの生徒たちだ。少人数なので、公共の乗り物を乗っての移動のようだ。
 雨が降っていることもあって、バスは込み合っていた。
 バスに乗るなり、引率の先生が生徒に向かって「誰か二千円貸してくれないか? 千円札二枚…」
 バス料金は高額紙幣では払えない。それで生徒から借りようとしたようだ。ウリマルだったので、ほかの乗客は分からない。隣の女子生徒に朝大の感想などを聞きたかったが、話を切り出しにくくなってしまった。
 「朝大で一番印象に残ったことは?」
 先生が傍に立った、生徒に話しかけていた。
 「…もう少し小さいかと思っていたが…」、「寄宿舎の中も見たかった…」、「一緒に授業を受けることができて…」
 軽音楽団のことも話題になっていた。
 「ボーカルのオンニ(お姉さん=先輩)…とても声もいいし、魅力的…」
 引率の先生は、「うちのクラスの女子もみんな人懐っこく、魅力的…」と返していた。


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 国分寺駅でバスを降りると、生徒たちは朝大の二人の女子学生を囲み何か話していた。
 少し小降りになったようだ。傘を持たない女子生徒に傘をさしかける先生の姿に、生徒への思いやりがあふれていた。


再整理して、11月刊行の『朝鮮学校のある風景』40号に載せます。