東京第三・オリニフェスタ | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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東京第三・オリニフェスタ

【6月18日・土曜日】

 学区内の就学前児童を対象にしたイベントだ。乳幼児から翌年の新入生候補まで、毎回三〇人前後が集っている。

 会場の三階の臨時講堂に行くと、赤ちゃんを児童が取り囲んでいた。誰かの妹? 弟? のようだ。

 「石鹸で手を洗ってきなさい…」

 声の主は、いつも元気いっぱいの金先生だ。しばらくすると、二~三人の児童が「洗ってきました」。赤ん坊のふっくらした頬や手足を指でやさしくつっついていた。

 ウリハッキョの児童たちは、子ども好きが多いようだ。

 一階の受付では、「○○の親戚が来るはずだか…」、「熱を出してこられないようです」との声が飛び交っていた。

 「あなたのお名前は?」「あら素敵なお名前!」

 コンサートの始まりは、歌の掛け合いによる自己紹介だ。名前だけではなく、自分を「ちゃん付け」する子がいて、笑いを誘っていた。

 案内と世話係は高学年が、低学年は公演に出演のようだ。

 同校の人気キャラクターのチェサミとミレが登場し、一緒にダンシングだ。ピンクの幼児用のリュックを背負った若いアボジがスマホで写真を撮り続けていた。

 一階の炊事場で、カレーを作っていたオモニたちも上がって来て、子どもたちの姿をスマホに収めていた。

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 廊下では、この日の「悪役」が手持ちぶさたげに会場をのぞいていた。黒字に骸骨の絵が描かれたタイツをまとっていたが、人の好さがにじみ出ていた。会場に突入すると、泣き出す幼児が、すまなさそうに暴れ、夫先生が率いる正義の味方の児童に追い詰められていた。

 独踊、この日唯一の高学年の出番だ。舞踊部だといっていた。華やかだ。世話係の高学年の児童は真剣な眼差しで、彼女の動きを追っていた。

公演は続き、幼児を連れてきた若いアボジやオモニたちからも笑え声が…ここでタイムアップ、カレーのにおいだけかいで、「早退」した。

 

*再整理し、多くのの写真と共に『朝鮮学校のある風景』38号に載せます。