「サランの会」、新年度初の月例会へ
【4月6日・水曜日】
「阿佐ヶ谷朝鮮学校サランの会」、新年度初の月例会だ。
リハビリに励むI誌のK編集長との話が弾み、一五分遅れで阿佐ヶ谷の東京第九へ。
一階左手の教員室と二階の図工室にはまだ灯りがともっていた。窓越しに職員室をのぞくと、四人の先生がパソコンに向かっていた。産休をとっていた金先生が戻り、姜先生が東京第三へ移動になったと聞いている。、

会議室では、目前に迫った、総会で発表する二〇一六年度活動方針が話されていた。
東京第九は、今年開校七〇周年を迎える。給食用の食器をプレゼントするようだ。「友だちをもう一人つれて第九に行こう!」-もっと朝鮮学校を知ってもらう活動のキャッチフレーズだ。学期ごとに一回の給食に特別授業、図書室での読み聞かせ、夜会でのキュウリ売り、バザーでの託児所への協力、スキー教室での講師…今年も盛りだくさんの企画が目白押しだ。アボジ会によるペンキ塗りなど勤労奉仕にも参加することになったようだ。

会議は一時中断。五月の七〇周年記念コンサートでは参加だけではなく、舞台の上に立つことになっている。そのための合唱の練習だ。

「遅刻」したうえに、「早退」。校舎の前の桜の大木を見上げていると、「イムジンガン」の歌声が聞こえてきた。誰よりも大声を張り上げているのは、長谷川代表だ。当日は、ギターを片手に歌うのだろうか、そんなことを想像しながら校門を出た。教員室の灯りは消えていなかった。

*五月下旬に刊行する『朝鮮学校のある風景』37号に掲載します。