ウリハッキョと高齢者の会 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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 ウリハッキョと高齢者の会
328日・月曜日】
 地域の高齢者で集まろう、大先輩の尹さんからの連絡だ。打ち合わせだというので、四~五人だと思っていたら、一四~五人が集まり飲み始めていた。最近はどこに行っても、「年長」扱いだが、この日は最年少だ。これまでの一世の同胞が中心だった「延寿会」を、年齢の幅を少しさげ、二世を軸にした親睦団体として再スタートさせようということらしい。
 アボジが健在だったころは、日帰り温泉や、飲み会に幾度か同行したことがある。敬老の日の食事会で披露される、地元の東京中高に通う孫たちのミニ公演を楽しみにしていた一世の姿が忘れられない。この十年、そんな活動は停滞していた。

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「延寿会の名称が爺臭いから長友会にしては…」、「会費は…」、「月に一度は集まって…」、「カラオケに…」、「積み立てをして旅行にも…」。
 元専従活動家が多数を占めていたこともあってか、話しはじめると止まらない。役員候補を発表したり、欲張りな注文が次から次へと飛び出したり、酔いが拍車をかけ、三時間余り熱弁がつづいた。
 「トベギ」といって、ここで生まれ育ち、暮らしつづけている同胞が多い。定年退職した元専従も少なくない。地元の同胞社会の高齢化が進んでいる。当初は、この日は発起人会のはずだったが、急きょ結成集会ということで、月一回、自由参加の飲み会をはじめることが決まった。
帰りの電車の中で、東京中高の先生と一緒になった。ロケットや、実験が報じられるたびに、保護者たちの心配事が増える。児童・生徒の登下校だ。各地で、集団登下校に同行したり、学校の周辺を自転車で見回りをしたりしている。地元に東京中高があり、東京第一の通学バスも迎えに来る。第三の児童たちが乗る路線バスのバス停もある。散歩の時間を児童・生徒の登下校の時間に合わせ、「見回り役」を果たせないだろうか。ふと、そんなことを思った。充分「力」はあるようだ。

*五月下旬に刊行する『朝鮮学校のある風景』37号に掲載します。