東京第三・剪定の助っ人へ
【2月9日・火曜日】
教育会の金柱宇顧問に誘われて東京第三へ。教務主任の金先生が歩道に飛び出した樹木を切っていた。すでに脚立は、切り落とされたたくさんの枝木に囲まれていた。

金顧問は校庭にうずたかく積まれた樹木の整理に取り掛かっていた。
校舎を取り巻く樹木の剪定は、昨年の夏休み明けからアボジ会の協力もあり順調に進んだ。この日の作業のメインは、枝を払い束ねやすいように切断する樹木の整理だ。二~三か月余り乾燥させたとはいえ、これがなかなか手ごわい。これまでもそうだが、人の背丈ほどうず高く積まれている樹木を目の前にするとすくむ。校舎から漏れ聞こえる児童の声に励まされながら、ひたすら黙々と作業は進んだ。

自転車に乗った保護者、忘れ物を届けに来たようだ。

昼食時間、いつものように校舎をひと回りした。一階と二階の間の踊り場では、何人かの児童が歯を磨いていた。

弁当の空箱が入った籠を持った男子児童が階段を下りて行く。「アンニョンハシムニカ」。刈り上げた頭が寒そうだ。

一冊の本を男女三人の児童がのぞき込んでいる。こんな児童の姿を見るだけで癒される。

午後もひたすら枝木との「格闘」だ。一方、顧問と教務主任は最後の剪定に取り掛かっていた。梯子は校舎の三階の高さまで伸びていた。顧問が歩道に落ちないように枝木にロープをかけ、教務主任はのこぎりで木に立ち向かっていた。ときどき、バサッと大きな音を立てて枝が落ちてきたが、手のこで切ったとは思えないほどの太さだ。

休み時間なのだろう、窓越しに児童が、その様子を見つめていた。最初は二~三人だったが、瞬く間に三階の窓は児童で埋まっていた。
「顧問…危ないです…」
校庭に飛び出てきた美術担当の張先生が声を張り上げていた。気が気でないようだ。

これで樹木の剪定は一段落、校庭に積まれていた枝木の整理もようやく大きな山は越えた。
三時過ぎ、別件で途中退散。

歩道に落ちた枝木を片付けながら、「いつも手伝ってくれている近隣の住民…」と、感謝する金校長の言葉が思い浮かんだ。近隣住民の無言のお手伝いが心にしみた。*