神奈川中高の美展へ | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【219日・木曜日】
 「本日最終日…一〇〇〇人達成に向けて今日も奮闘します」。
姜先生のfbに誘われて、東京第三の学芸会のリハーサルを見た後、横浜まで足を延ばした。
 何日か前のfbには、生徒たちが「必死で呼び込み」を行っているとか、「間髪いれぬ」ギャラリートークとか、おおよそ美術部の展示会に似つかわしくない言葉が飛び交っていた。
 最終日の午後3時前に到着。一千二十×番目の入場者だったようだ。
 中高生、それぞれ二人の部員と話した、というより話しかけられて、話し込んでしまった。いつものようにfbで、絵文字を入れての「○○ナウ」を送るどころか、写真やメモを取ることさえ忘れてしまうほど、彼らの話に引きずり込まれていた。
作品には、それぞれタイトルの他に二〇〇字ぐらいでコンセプトが書かれているのだが、それだけ読んでも、とても私が理解できる世界ではなかった。
 説明も難しい。それでも質問には丁重な答えが戻ってきた。いつの間にか、そんな話のキャッチボールを楽しんでいた。言葉を選んで話していくうちに共通の世界が広がっていく。最初は、 だいぶ変わった、小生意気な中高生だと思っていたが、自分の思いを自分の言葉で語れる、頼もしい生徒に見えてきた。自信に満ちあふれ、余裕すら感じられた。

 この日は最終日、七日間の開催中、呼び込みもして、展示会を見に来たわけではないたくさんの人と、作品を前にいろいろ話したようだ。自分の作品に自信が持てた、新しい発見があった、次回の作品の構想も練れたと、率直に語っていた。
「アボジとオモニはどう思っている?」。そんな、意地悪な質問に、「一生懸命なのは伝わっているようだが、制作の意図はまったく理解されていない」と。思わずうなずいた。
そんなこんなの楽しくもあり、チョッと緊張もしたひと時だった。

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神奈川中高の展示会を見たのは、昨年の八月に引き続き二回目。会場も同じく大さん橋国際線ターミナル二階、だだっ広い空間の入り口の右片隅の一角だ。作品数も多くはない、部員に制作の意図、テーマを聞いてもせいぜい三〇分、隣接する埠頭と赤レンガ倉庫街を散策して帰るつもりだったが、三時前に着いて、五時近くまで留まっていた。
 美術部担当の姜先生は、「一週間前とは比べられないほどたくましく変化した」と話していたが、納得できた。
 会場を後にして、海を見ながら展示会のチラシを開いたら、「現実闘悲」、「現実闘非」、「現実闘碑」という、やはり意味不明の大きな文字が飛び込んできた。海風に吹かれ、頭がぐらりとした。
 それでも、次回一〇回目の展示会にも行くだろう。機会があれば、彼らの創作現場である神奈川中高の美術部室をのぞいてみたい、そんな衝動にかられた。